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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2018年12月29日 kaivalyadhama レター

Kaivalyadhama affiliation Japan レター2018 第11号
Kaivalyadhama affiliation Japan レター2018年 最終号


ご挨拶
12月 師走がきてました、、、
 
今、Kaivalyadhama instituteに来ています。今年最後の大きな2つの役目が無事に終わろうとしています。
2017年にスタートした、インド・ロナワラにあるKaivalyadhama instituteとのCCYコースも今年2期目を迎えました。今年は日本各地から現ヨーガ指導者の方々、中には中学校の先生、これからヨーガをより深く学びたい、教えていきたい方などが集まり、その皆さんが無事1年のコースを終えることができました。そして、この学びが自己を知る探究のための道具であることに気づかれました。
 生を受け、身体を持ち、それあって生じる様々な感情・苦悩・快楽等とどう向き合っていくか、どうしたら生きやすくなるか、いろいろな方法やそこに導く方々と出逢われ、最終的ここにたどり着いてこられました。実のところ、これは私自身のことで、いつもつきまとう「心」これをどうするか、心身症の末に「ヨーガ」と出合いました。当初出会ったそれに、だんだん違和感を覚え、何か違うものをやっているようだ、そう思い始め、「一体何がヨーガなのか」を探し始めました。いろいろなクラスにも行きました。いろいろなワークショップ、インドの聖地と言われる場所にも・・・しかし、見当たらない。最後に思いついたのはヨーガの「書物」を探すこと。もちろん、書店にはありません。
 あるとき、不思議なご縁があり、大阪で旅行代理店を営む大麻氏(トラベルミトラジャパン代表)と出逢いました。その時に紹介された一つの場所がKaivalyadhama instituteでした。この研究所に併設するヨーガ大学を大麻氏も50年前に卒業されています。現在は、多くの大学や海外で講演をされ、この時のご縁から私自身もここを卒業し、今回私が、今年最後の役目の1つを支えて下さる強力な存在になってくださるようになりました。
 そう、ここKaivalyadhamaに探していた「書物」また、古来からのヨーガがあり、それを学び、今そこにあるものを日本に少しずつ下ろしていく、それを認可された形で、、、それが、Kaivalyadhama instituteとのCCYのコースであり、2018年の受講生の皆さんに修了書を届ける、これが一つの今年の役目でした。今年は、Kaivalyadhamaで3年ごとのInternational Conferenceがあり、その準備で忙しい中にCEOのSubodh sir(インドヨーガ協会副会長) よりサインをもらうことができました。2週間ここに滞在し、やっとやっと手にしたのが12月25日のクリスマスの日。日本にいる皆さんへの大きなクリスマスギフトになりました。
   
Potho by 11月阿蘇・総集編にて(CCY修了者含む)
2019年Kdham CCY 案内 https://kdham.jp/page/yoga/
 
Main aim
そして、今回一番メインの役目が、「Kaivalyadhama Japan」の許可を得ることでした。ここKaivalyadhamaがインド政府との一番のつながりをもつところで、それは創設者Swami Kuvalyanandaが混乱するヨーガを世界で初めて科学的な研究によって実証した苦難の功績によるものであり、インド全体においても信頼ある研究所、ここに継承された古来ヨーガの恩恵を日本にも継承していきたい、その思いは日を追うごとに強くなり、Swami Kuvalyanandaの功績を知れば知るほどヨーガを歪めずに日本に下ろすには認可を得えなければと思うようになりました。ヨーガを大事に扱っていくことを誓う「約束」のために認可を受ける。ここにいるとSwamiのエネルギーが今も尚存在することを感じ、そのことをささやかれているような気がしてきます。

 今年、最後の最後に、その約束「Kaivalyadhama Japan」の認可を頂く、6年かかりました。その6年にいろんなことがありました。しかし、多くの協力者、この学びにたどり着いてくれた方々、そして何よりは、Swami Kuvalyanandaの言葉を忠実に世界に広げておられるShri Sudhir Tiwarijiが日本に来て古来からのヨーガを指導して下さった、その尽力のお陰で、「Kaivalyadhama japan」が成立しました。
 Kaivalyadhamaと日本を古来からのヨーガでつなぐ橋になる「杭」、これを打つ役目がやっと果たせました。まだまだ、これから1本ずつ1本ずつ、皆と一つになって「橋」を作り上げていかなければなりません。1本1本の杭は学びの構築と実習によって強くし、その杭が日本中から集められたならば、どんなにか強い橋ができることでしょう。その橋は自分自身の内側へともつなっがっていくものになるはず・・・
 
 今年、ヨーガを系統立て学ぶ意味や、Sudhirjiがどのように師の言葉を伝えて下さってきたか、CCYを受講した皆さんの感想をいくつか紹介し、その学びがどのようなものであったかを知っていただければと思います。
 
Feed buck Kdham CCY 2018 ①
 
今回CCYを受講して、受講する前にあったもの、受講中に出たもの、受講後に出てきたもの、心の状態や様々な葛藤を形や文字として初めて理解し、体験することが出来ました。今の自分はどういう状態なのか、自分を観察することによって、以前とは感情とのつきあい方が大きく変化していることに気づきます。それによって、まだまだ感情は自由気ままに動きますが、その一時の感情によってネガティヴな方向に支配されなくなっています。また、周囲の人間や物事への見方も変わりました。以前は主観で見ていたように思います。主観で見ていると、他人の一挙手一投足に感情が動き、一喜一憂してしまいます。感情の変化の激しい人と関わると、引っ張られるように自分の感情も動いてしまい、心の平静とはほど遠い所にいってしまっていました。受講してからは明らかに、以前より一歩引いて人を見るようになっており、より安定して物事を捉えられるようになっています。自分が安定することによって、周囲も安定していっているようにも感じます。これらの変化は、ヨーガの「人格の統合」の一端を垣間見たような気にさせてくれます。
ヨーガとは何なのか。何のためにあるのか。どう行うべきなのか。受講前に感じていた疑問を、この一年で全て教えてくれたように思います。これからは、この教えてもらったことへの理解を深める期間だと考えています。また、周囲へ広げていく期間だと考えています。
教えてくださった方に感謝を伝えたいと思います。西守さん、またCCY第一期生の皆さん、ありがとうございました。SudhirTiwarijiには基本的な知識、技術、そこから発展する様々な世界を見せてもらえた気がします。一つ一つの言葉が深く、自分にとってとてつもなく大切なものを教えてもらえました。ありがとうございました。
 
Feed buck Kdham CCY 2018 ②
2018/12/14
CCY2018感想文
私は今から約12年前にヨーガを人に教えるようその頃の先生に勧められヨーガ教室を始めました。それまでは自分の存在価値を見出せずいつも「何のためにに生きているのだろう?」と人生を楽しめず何となく生きていました。
しかし教室でヨーガを教えて、私やヨーガを必要としてくれる人と出会うにつれ、存在価値や人生の目的などが段々と見えてきました。全てが順風満帆ではありませんでしたが、生きている実感を感じれるようになりました。
去年父が他界し、それをきっかけにヨーガをより深く学びたいと思い、インドへ留学したかったのですが、英語に自信がなかったので悩んでた矢先に日本でのCCYのコースを見つけ申し込みました。
恥ずかしながらアーサナとプラーナーヤーマを少しだけしか知らなかった私は、ヨーガ8支則、歴史、教典、解剖学、心理学、価値、教授法…など、あまりにも学ぶことが多くあり、挫折しそうになりましたが、美香先生がテキストと別に用意してくださったプリントに助けられたり、学友が先生になってくれたり、励まし合い、友情が芽生える中、徐々に理解が進み、総合編のティワリジ先生の講義を聴けるようになっていました。
とてもではないですが、基礎編、応用編の経緯がなければ、ティワリジ先生が何をおっしゃっているのか理解できていなかったと思います。
CCYを受講して良かったことは、ヨーガをもっと好きになったこと、伝統ヨーガをゆがめることなく伝えて行きたいと思ったこと、世界をヨーガで平和にしたいと思ったこと、支えてくれる人応援してくれる人に心から感謝したこと、自分の存在価値を認めてくれたヨーガに出会えて本当に幸せで生きていて良かったと改めて思えたことです。
今回の学びや気持ちを忘れずこれからもヨーガの素晴らしさを伝え続けていきます。
CCY2018ありがとうございました。

「ヨーガは、人格の統合である、また身体・心・魂へのメッセージを持っている」bySwami kuvalyananda 

まだまだ、たくさんの皆さんからの学びの声がありますが、このメッセージがそのまま下りている、ヨーガが理解されていることを大変嬉しく思います。
 これまで1年を通じ私たちが取り組んできたことは、前回のレター10号、またホームページ内に掲載していますギャラリーを見ていただければと思います。
https://www.kdhamjp.com/page/news/70/

「Kaivalyadhama Japan」成立 

素晴らしきこの1年を締めくくり、
私たちが「ヨーガとは何か」に迷い、それに答えを示してくれた、創設者Swami Kuvalyanandaが肉体から離れSamadhiへと向かわれる前の最後の言葉を紹介して今年最後の「Kaivalyadhama affiliation  japanレター」にしたいと思います。新年度は「Kaivalyadhama Japanレター」がスタートします。ここに至るまでの経緯、今後の活動、協力者とのこれからなど、これからは、ゆっくり、ゆっくりヨーガの構築をここ日本で進めていきたいと思います。
 
 
 Swami Kuvalyanandaji’s last words・・・・
 
“I have brought this institute out of nothing If it goes to nothing I wont’s mind but…
Yoga should not be diluted”

 
“私は、このヨーガの研究所を何もないところからつくった、もし私がこの肉体から離れ、ここが無くなったとしても、ヨーガを決して歪めてはならない”(訳Sudhir Tiwariji)
 
ヨーガと出逢われた皆さんの2019年が、また世界の人々が真に幸福に平和でありますことを願って


Kaivalyadhama Japan
代表 西守 美香
https://www.kdhamjp.com

 
                    
 
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