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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2021年11月01日 kaivalyadhama レター

Kaivalyadhama Japan ニュースレター Vol.21 12月8日

Kaivalyadhama Japan レター Vol.21 12月8日

【今回の内容】

1.kaivalyadhama97周年セレモニー開催
2.第10回ヨーガ世界会議について
3.これまでのKaivalyadhama Japanとしてのワークショップ
4.これからのKaivalyadhama Japanとしての活動について
9月のレター以降、大変ご無沙汰しておりました。東京、ニューヨーク間を行き来する生活が始まり、11月には、始めてShri Sudhir Tiwarijiの本拠地トロント宅を訪れることができました。朝のPujaから始まる生活はインドでの日常そのままを見せてくれているかのよう・・・朝4時にはインセンスで場の浄化を、そして家族の為に朝のスパイスティーを作り、Pujaの祈りの儀式を終え、6時半から中国とのオンライン、その後自己の練習、次はアムステルダムとのオンライン、一日延べ150名の生徒たちへの指導を終えて、家族のランチづくり・・・そこに見たものは「ヨーガ」が一体何であるか、またそれを行った先にあるものの世界観、生きた学びと今後のミーティング、日本の生徒たちへの指導簿記入など、あっという間の時間を過ごしてNYに戻って参りました。また、そこでの学びについてはお話したいと思います。その「見たもの」とは、【形】ではありません。

そうでした!
ご無沙汰しておりました、その間10月15日には1.kaivalyadhama設立97周年セレモニーが行われ、ヴェーダの伝統的儀式であるHavan puja(火の儀式)がマントラの詠唱と共に行われました。このHavan Pujaは、Kdham CCYのSudhirjiとの総集編の中で毎朝行われていたものと同じで、その重要性は非常に高く、神にいかにして近づくか、また神との一体感(合一)を得たい、その思いから始まったとされる儀式。まさしく、それはヨーガで目指していくものであり、「火」は宇宙意識と人間の意識のつながりを表し、故に体験された方は感じたことがあるであろう、心が穏やかに、全てが平和に感じられる感覚・・・それは、揺らぐ心を火の中で破壊し、全ての邪悪な態度を取り除いて、負のエネルギーを払い、本来の姿に近づけてくれるから。古来からのHavan Pujaは、伝統と先祖による素晴らしい儀式であり、更なる利点は、私たちの身体、心、魂、周囲の環境、全ての浄化、本来の自己から遠ざけている様々な不純物を取り除いて、家族や地域社会との調和を図る。また、儀式の中で唱えるマントラによっても・・・特にガヤトリーマントラは、モクシャに導き、自己実現を達成する方法でもありますから、毎朝の祈りの時間にはPujaは行えなくても、ぜひガヤトリ―マントラを唱えられてください。
 私たちにヨーガの恩恵と解脱に導く実践を体系的に示してくださり、学びの場を与えて下さったSwami Kuvalyanandaに畏敬の念を持ち続け、また97年に渡って古来ヨーガの「炎」を守り続けて下さったkaivalyadhamaに感謝致しましょう。その時の様子を皆様へ(kaivalyadhamaの歴史についてはホームぺージに詳細を掲載しております)*動画の視聴今しばらくお待ちください。

動画を見る


2 10th INTERNATIONAL CONFERENCE
 ~Yoga and Mental Health : Scope, Evidence, and Evolution~

  kaivalyadhamaで3年ごとに行われている「国際ヨーガ会議」も、今年で第10回を迎えます。2017年には、二人の生徒を連れていきました。その時のテーマは「ヨーガと教育」でした。私も教員を退職して、この世界に入りましたので、ヨーガと教育がどのように関係しあっているのか、それをどう議論していくのかが非常に興味深く、多くのディスカッション、朝の様々なブースに分かれての実技講習に参加しました。強く印象に残った言葉は、最後の総括で言われた「ヨーガをどう学校教育の中に取り入れるにしろ、まずは、学校の教育関係者がヨーガを学ばなければならない」という言葉でした。その言葉を受け私は、日本に帰りまず行ったのが、本校で学んだ指導者を集めての講習でした。
   2019年12月第9回のテーマは「ヨーガとしてのセラピー」これも世界各地からの参加者があり、定員をオーバーするほど盛況で、それだけヨーガが医療関係の中で求められているということがわかります。アメリカ、ヨーロッパ、各地のDrが研究実践発表されました。非常に素晴らしい医療従事者としての発表でしたが、やはりここでも言われたのが「ヨーガを、どう医療に生かすにも、またデータをあげ発表したりするにしろ、医者やナースが、古来ヨーガを学ばなければならない」その時間数3500時間、、、どうでしょうか。ヨガ、ヨガ、ヨーガ・・・・どれだけの人がそれについて知り、正しく指導、実践しているか。皆さんも気づかれたと思いますが、What is Yoga ? まずはそこから・・・・

 長くなりましたが、今年のテーマは、本校kaivalyadhamaとのCCY(Certificate Course in Yoga)のカリキュラムの中で、基礎編、応用編の後半に出てくる「ヨーガとメンタルヘルス」これが今回の世界会議のテーマです。初のオンラインと現地ロナワラでの開催になりますが、オンラインで日本に居ながら参加ができますので、ここからぜひ登録してください
https://kdham.com/10th-international-conference-2021/ 参加費は日本円で2000円程度です。世界各地から総勢25名のゲストティーチャーの講義を視聴できるよき機会です。参加された方には、日本訳での講義フィードバックを時間を設けます。(同時通訳只今準備中)

 開催:2021年12月28日(火)~30日(木)詳細はwww.kdham.com
 おススメの特別クラス①:Prof.R.S.Bhogal (私の当時のkaivalyadhama校長)   
            『Kriya Yoga Meditation for Mental Health』
            28日(火)午後5時15分~6時30分(インド時間)午後8時45分~10時(日本時間)
 *私たちのCCYコース「メンタルヘルスとヨーガ」の講義で使用する資料は全てボガール教授の日本語訳であり、下の本はボガール教授の著書。その内容も授業の中でカバーしています。
 おススメの特別クラス②:Dr.Ganesh Rao(IYA等ディレクター)QCIの手順書、試験内容作成
             『Yogic Practices for Maintaining and Promoting General Mental Health』
             29日(水)午前7時~8時15分(インド時間)午前10時半~11時45分(日本時間) 
 朗報!!ボガール教授のYOGA &MENTAL HEALTH &beyond』は中国、フランス等の翻訳出版されており、日本はまだ遅れておりましたが、私の方で「日本語訳」をボガール教授から直接許可を頂きましたので、日本語訳に着手していきます。大学の講義で日本語訳にしておりましたので全くのゼロからスタートではないので、来年末、いや再来年には発行できるように頑張りたいと思います。私たちの授業の中でよく使用する「beyond」ここに至るには!?早く、講義を聞いてみたい方は、日本でのCCYへの参加もおススメ致します。しかし、来年は限定5名ですが・・・


3.これまでのKaivalyadhama Japanとしてのワーク・ショップ
  
Kaivalyadhama japanの解剖学担当 有田早耶香先生による「BMIとASANAの関係を解剖生理学視点から観る」の第2回オンライン・ワークショップが10月16日夜2時間に渡って開催されました。有田先生の講義を聞かれた方は、その講義資料の素晴らしさ、そして説明の細やかさに驚かれたことと思います。これまでも何度か伝えてきましたが、ここまで古典ヨーガを解剖生理学視点で話せる先生はいません。今回のテーマに見られる「BMI」これは、Sudhirjiの「Kaivalyaopanishad」の中で使われてきた略文字で、「Body」「Mind」「intellect」それらが招きだす多くの苦悩、誤解、葛藤・・・・それらがどう脳と関係しあって引き起こされるのか、そのコントロール法についてを話してくれました。次回第3回の開催のお知らせを楽しみにしてください。資料写真は沢山あるのですが、それをいつの日か皆様のお手元に来る日が!

4これからのKaivalyadhama Japanとしての活動予定 (現在進行中、NEW)

Shri Sudhir Tiwarijiによる『ヨーガ・スートラ』2月開催
Shri Sudhir Tiwarijiによる『ヨーガ・スートラ』2月開催 Kaivalyadhama CCY in Yoga 2022 ~Gurukulam~ 『ヨーガ・セラピー』読み聞かせ Asana /Pranayama/MeditationオンラインクラKaivalyadhama CCY 2021応用編@沖縄 2022年1月18日~26日
4月よりオンラインでスタート致しましたKdham CCYもいよいよ「応用編」に入ります。コロナ禍の影響も心配されましたが、絶景に広がる海と素晴らしい渡嘉敷島の環境の中で、より集中した講義と実践を深めて参りたいと思います。

世界4カ国同時開催「Pranayama TT 1年コース」再延期
2022年1月29日からいよいよ開催予定でしたが、またしても延期・・・新型ウイルスの関係でSudhirjiの入国は出来るものの2週間の自主隔離が更に厳しさを増して、次回スタートは7月からとなりました。しかしながら、Sudhirjiから一人一人への実習課題の確認と発展練習への助言など、スタートに向けての更なる指導助言を得ながら本番を迎える、実際は既に進んでおります。参加者の皆さんから練習内容を見せて頂きましたが、個々の実習の定着度が素晴らしかったです。
 
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