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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2025年02月05日 kaivalyadhama レター

Kaivalyadhama Japan ニュースレター Vol.25 2025年3月号

Kaivalyadhama Japan ニュースレター Vol.25  2025年3月号

昨年5月以来のニュースレターとなりました・・・
Kaivalyadhama Japan まだあったの?と思われている方もおられたかもしれません。メルマガに登録したけど何も来ない!

そう、水面下で古来ヨーガの教えをずっと温めておりました。そのような中、何かを表に発信するという思いや、何かをやっているというような、言葉が全く頭から出てこず・・・
それを言葉にする前に、まずは自分の実践と古来ヨーガを学びたい思いの仲間へ指導を続けておりました。

昨年は、kaivalyadhamaでのPranayama TTC 3年コースの1年目から2年目に進んだ方々への指導サポートに入ったり、大学のDiplomaコースの生徒たちへの指導、そして今回紹介するPranayama TT1年目、日本での開催の日々のサポート、指導、翻訳、資料作成に集中しておりました。また、「Yogic Therapy ~Reading and Teaching」等も年に数回と・・・やはり体が足りずの状態でした。もちろんベースは家族、家族の役割も皆さん同様にこなしながら、ニューヨーク、日本での引っ越し、インドを行ったり来たりしておりました。

そのような生活の中で、ホームページのトップにあるSwami Kuvalayanandajiのメッセージが深く深く理解され、これまで家族をおなざりにして、ヨーガだ、勉強だ、指導だと動き回っていた自分に「一体ヨーガとは」を自然と投げかけるようになっていました。外にではなく、内側に、そうこうしている間には、一本の線のようにすーっと様々が、隔てなく、こうだ、あーだもなくなって、、、、、です。なんともうまく言えませんが、

今年は言葉にしていこうかと、やっとメルマガに向かっております。今回内容の2~4までの説明ができませんでしたので、今後開催の内容はホームページでご確認ください。

【今月の内容】
1. Pranayama TT one year course step 3 終了
2. Kaivalyadhama CCY in Japan 2025再開のご案内 ⇒ インストラクター育成 | kaivalyadham japan
3. スピリチュアル・リトリート/Anushtana 2025 in Japan@御殿場 ⇒ WORK SHOP | kaivalyadham japan
4.Yogic Therapy  ~Reading &Teaching~ ⇒ Online class | kaivalyadham japan 
 5. Pranayama advance course 2025 (Pranayama TT 1年目修了者対象、すでにスタートしています)
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kaivalyadhamaヨーガ専修大学 Shri Sudhir Tiwarijiによる『Pranayama TT one year Course step3』全過程が無事 終了致しました。
まずは、無事終了された皆様、素晴らしい最後のレッスン試験本当にご苦労様でした。
kaivalyadhamaの系統である、いわゆる古来ヨーガの定義と手法を基礎としたPrananayama の基礎指導を、各対象者に合わせて非常にわかりやすく説明し、また個々が適切に実践できるよう工夫ある指導で生徒さんたちを導くことができました。本当に素晴らしかった!

約1年に渡る日本では初開催のPranayama 指導者コース、これは2017年にインドAYUSH省とIYAから認定を受けた3年間のPranayama TTCのカリキュラムのうちの1年目をカバーしたものであり、2年目はkaivalyadhama本校で更なるステージへとつながるものです。そのまずは1年目を無事終えられたことは指導者として、また自身の実践への礎となるものです。実際には3年間のすべてをkaivalyadhamaで受講するようになっていましたが、コロナ禍の影響で、2期生から各国で1年目を行うことになり、ここに卒業された皆さんは2019年に受講許可を経て、約5年の延期ののち始まったという非常に忍耐力と精神の強さなきには、この修了書は手にすることはできなかったであろうの、非常に貴重なものとなりました。この5年間は、毎日の練習、途中の講義もあり、わずか1年だけの学びではありませんでした。生徒たちの中には、仕事上の問題、家族のケア、身近な大事な家族との別れを経験し、多くの葛藤場面が波のようにくるのを体験し、また最終的にはそれらを実践で乗り越えてきた皆さんです。

 私自身は2017年、家族の死をきっかけに、肉体と自己をつなぎとめていた「呼吸」についてもっと知りたい、この苦悩を乗り越える力をつけたい思いで、この3年コースの1期生としてPranayamaの教師資格を得ました。それを経て、今回はShri Sudhir Tiwariの主導のもと、補佐として19名の卒業を目にでき感無量でした。
 2019年当初、このコースに日本各地から約40名以上の申込がありました、基準に達していたのは26名、スタートし最終卒業を迎えれたのは海外からの参加者を含め19名でした。

<卒業者> 
Michiyo(仙台)Mayu(福岡)Reiko(京都)Yoshiko(筑波)Megumi.N(岩手)Naomi.I(東京)Hisako(東京)Yoriko(東京)Kazumi(熊本)Miyuki(熊本)Yuki(熊本)Megumi.M(熊本)Naomi.N(東京)
Rie(Tokyo)Aki(Kyoto)Sayaka(熊本)Yoshie(横浜)Ranbing Gong(中国)Bella wong(香港)

*このうち5名がkaivalyadhamaでのPranayamaTTC 2年目に9月から参加、日本でのPranayama Advance コースには7名が参加しております。


修了者は、Pranayama 1:2までの指導許可が得られ、古典書に沿った指導は非常に貴重な存在であり、すでに指導をしている先生方ですが、ぜひ卒業された先生方を訪ねられ、初めての方々も今後正しいPranayamaの基礎に触れ、学びをスタートして頂きたい。のち各指導者の紹介をしていきたいと思います!

2024年1月15日からスタートしたPranayamaTT1年目、たくさんのエピソードがありましたが、言葉では足りず、一部の写真になりますが、どのような仲間との学び時間を過ごしてきたか写真を通じて感じて頂けたらと思います。

また、ここまで導いてくださったShri Sudhir Tiwariにおきましては、本校での指導は遡ること2016日本から、当時私が熊本、山鹿の地で教室を持っておりましたので、そこに招き指導を頂いたことが、日本の生徒たちにとっては日本で古来ヨーガを正しく知るスタートでした。そこから、Kaivalyadhama CCYを日本で行い7期生までがSudhirjiからの指導を受け、更にこのPranayamaTTで、昨年は1年に3回来日していただき指導を仰ぐことができました。1年中世界中から多くのオフアーを受け旅をしながら、古来ヨーガが何であるかをSwami Kuvalayanandaji 、その唯一現存される弟子、また父であるShri.O.P.tiwariji、グルであるSwami Digambarji、Swami maheshanandajiから受け継いだものを、自分が作り出したPranayamaという言葉で指導することは一切なく、古典文献に沿った自らの実践を通じた生きた言葉で指導を続けておられます。私たちは、その尊い継承の学びに触れ実践ができ本当に幸運であったと思います。
 そう、5年の延期の中で、様々な国、特にヨーロッパは既にこのコースがスタートしており、日本ではまた延期、また延期となる中で、オーガナイズである私も「なぜ、日本ばかりが延期になるのか」生徒の様々な思いの間に挟まれ、そういう思いがよぎった時、Sudhirjiが、「日本は入国が非常に厳しく、自分もコロナに5回かかったんだ」と言われ、これまでのやり取りの中で一言もそれを言われなかったので、思わず涙があふれ止まりませんでした。本当にいろいろいろいろありました・・・

古来ヨーガの伝承はGuruklamという方法で今世まで伝わり続けています。新しく作り出しては消えゆくものの中には、それは存在しません。古来ヨーガの教えを学ぶ準備ができれば、そこに正しい教えを指導する師は現れます。それがGuruklamです。探さずとも、大事なことはそれを思うことから始まる。本当に真のヨーガを学びたいと思う気持ち・・・・そうして、後この場に仲間が集いました。

 最後にこの学びの理解、実践につないでくださった通訳者船坂孝江氏の存在は、まさに生徒一人一人の思いが神をも動かし、出逢いを与えてくれたものでした。参加者の中に中学校の英語教師がいました。
 彼女が言いました、
「孝江さんの通訳は、わかりやすく聞き手に届けるテレパシーがものすごく高い。」と・・・通訳をしている間もマーラを手に持ち祈りから決して離れない、そのバクティ・ヨーガの姿は神と重なるかのごとく美しい存在で、私たちはその神のメッセージをーSudhirjiー孝江さんを通じて触れることができたのは、これまた幸運でした。

最後の授与式、仲間たちは試験の合間に、感謝を表す会の準備をし、素晴らしいオカリナの音と言語を超えた感謝の替え歌でSudhirjiへ、そして私たちにこの1年の思いをぎっしり詰め、歌で渡してくれました。涙涙の修了式でした。

本当に有難う。

ここまでの道のりに賛同頂き、送り出してくださったご家族の皆様にも感謝申し上げます。我が家族にも!有難う、まだまだ続きます!

Kaivalyadhama Japan   
代表 執筆 MIKA ISHIBASHI
*誤文、誤字お許しください。メルマガの退会は自由ですので、退会される方々、どうもありがとうございました。新しく入られた方々よろしくお願い申し上げます。

Step 3:2024年11月21日~30日 10days final Exam@国立中央青少年の家 静岡県御殿場
Mudra/Bandha/Kriya/Pranayama /lesson/筆記試験 全ての試験を行いました。

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Step2:2024年7月4日~10日 7days@国立中央青少年の家 静岡県御殿場
全国各地から初めて、この御殿場に集いました。私もここは初めての場所、全員のサポートを一人では到底難しく、姉を動員しての1週間でした。それでも仲間が毎回、何を頼むでもなく、気づいたことを誰かがやり、また互いをサポートし合い、今でも思い出すのは、Pujaの火を絶やさないために、毎朝早朝に森の中から、乾燥した木を探し集め、それも同じ長さにして!そのぴしっと揃った木の長さ、SudhirjiがPujaのとき困らないようにと山のように重ねられた木々は目に焼き付いて離れません。なぜならそれは一人一人の心だったからです。

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Step1:2024年1月15日~21日@国立阿蘇青少年交流の家 熊本県阿蘇
5年ぶりに日本の地を踏んだSudhirji、くまモンで出迎えました!CCYの総集編でみんなも知る懐かしのこの場所は学びの原点!今度はPranayama の指導者としての原点の地となりました。5つのエネルギーを凝縮した阿蘇の地はPranayama を学ぶのに最高のスピリットある場所でした。そして何より練習を重ねてきた生徒たちのスキルの高さは、一人一人の呼吸に全てが凝縮されていました。エクササイズのアーサナをやる人は一人もいない。みんなPatanjaliから離れることはない。なぜなら私たちは古来からのヨーガの実践者だから。

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