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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2015年10月01日 Hus info

Hus lab「10月の予定」の前にお読み下さい
10月9日(金)

10月に入り10日近くすぎてしまいました。。。数日間床に伏し現在「休養」をいただいております。山鹿Hus lab校改装打ち合わせから、武蔵ケ丘校移転準備、その間山鹿と武蔵を行き来と、現在はインドとの行き来の準備など視野が広まるほど動きも大きくなり、知らず知らずに体に負担をかけていたことこに改めて気づかさせれております。

心と体はつながっております。しかし、私たちが目指すのは、心と体は別であること、そして「本来の自己」はそれではないことに気づいてもらうことです。ヨーガは「結果(例えば〇〇にいいですよ。リラックスできますよ。気持ちいいですよ。。。など)」と同時に、そうなるための「方法論」だということが結構忘れられています。そこに至る技法は体を動かすポーズだと思われていますが、ヨーガではいかに動かずにいる(=姿勢)か、体の動きを止めることで「心」を止めることを目指します。そのために古来からの技法を練習していくのですが、何か特別なことではなく、まずはこんなところから練習を始めていくことができます。

では体の動きを止めて、体をリラックスしていきましょう

軽く目を閉じましょう

今、ご自分の中にあるもの(頭の中)を観察しましょう。5分ほど・・・

ゆっくり目を開けて

最初にあった思い、感情、思考、感覚が今(5分後)ありましたか?

5分間全く同じものを感じ、観ていた人はいなかったと思います。まず、くるくる変化するもの(=心)に気づき、それは「本来の自分」ではなかったことに気づいてきます。わずか1分でも構いません。その時の思考を「観察者」として見ていく練習、習慣(=くせ)を付けていってください。まず、自分が「心」ではないことに気づくことから始めてみてください。そうすると、「自己」と「心」との分離が日々できるようになります、しかし、やらないとそこに気づきませんし、できません。そうやるこによって、「苦」をダイレクトに感じることを減じていくことができます。
意識して観ることから、そこをHus labではレッスン時間約70分~90分をそれに集中させていきます。

心と体が別であることを理解するにはそこに至るステップがいります。古典文献には一般の人々の苦悩の原因の救済法がとくと書かれています。体内のお掃除法(洗浄法)から、心のお掃除法(心の哲学)、身体の操作法(身体の科学)など、苦悩の原因の除去にここまで時を費やした意味を考え、自ら命をなくすことが世界で第一位と言われる日本、この心の問題を解決するその策がここヨーガ哲学の中にあることをもう一度カメの一歩のごとくここHus labから発信していきたいと思います。

そう、ある方との電話のやりとりで、

「それはヨガ的な考えでしょう!!」

と返されたことを原点にして、人の感情に目を向ける前に、自己の行い・言葉・思考を見つめていきたいと思います。決して、ここに述べたと事、また現在指導していることが「ヨガ的」と分離されるものではないことを自らが実践することでそれを示したいと思います。過去世からその修練は続き、まだまだ当分かかりますが・・・ご理解のほどよろしくお願い致します。

年を重ねていきますと、自ずと観ていくものが自分になっていくのがわかります。インドでは、
人生を4期に分け、それを100歳と捉え、1~25歳までをブラフマチャーリヤ(学生期)勉強を積み上げる期間、そして25歳~50歳まで家庭をつくり子どもを育て上げるグリハスタ(家住期)、50歳~75歳までの子育てを終えて自己を見つめる期間に入っていくヴァーナプラスタ(林棲期)、75歳~100歳までは全ての欲や持ち物から離れ、世俗からも離れ沈思黙考のサンニヤーサ(遁世期)へとはいっていきます。

インドと日本を比較することはできませんが、荷を下ろしていくと心も軽くなることはきっとのちわかるかと思います。山鹿校には87歳の生徒さんが週2回MoMo先生のケアクラスに参加されています。久しぶりに代行で入り、お話しましたところ、言われていたのが、

「人だんじゃなか、自分しか見えん。体を支えるときにこの赤ちゃん(自分で作られた座布団)がおらんといかんごつなった。もう物はなんでんはいらん。これがあるとよか」

このお姿から多くの哲学を学んでおります。目指すはここ。ちなみに、毎回MyCarで来られます☆彡




 
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