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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2017年08月18日 Hus info

8月後半のお知らせとヨーガ徒然

Hus lab 8月のお知らせ

【お休み】
お盆休み 8月14日(月)~8月19日(土)

【レッスン】
ホームページにてご確認ください http://hus-lab.com/page/schedule/ 
*MIKA出張・研修  8月20日(日)~9月1日(金)インド・Kaivalyadhama
ワークショップ、TTC等のミーティングも兼ねております。

【坐禅・ヨーガ@日輪寺】
8月・9月は申し訳ありませんが中止とさせていただきます。。。

  TTC 応用編 後期】
第5回目 9月 9日(土) 10日(日)        第6回目 9月16日(土)17日(日)
第7回目 9月30日(土) 10/1日(日)    第8回目10月 7日(土)  8日(日)
いよいよ、後半です。夏休みの宿題は・・・これまでの資料を熟読してください。そして、出来上がった「ASANA」Bookはプレゼン資料と一緒に読むとさらにいいでしょう。
また、お渡ししている実習のログブックは、「強制」と思えば、苦に変わり、「思考の矯正」と思えば、尚よし。子どもたちの歯磨きカレンダーと思えば、また楽し。
歯磨きと同じになれば「サマディ」へ。内側の気づきがどんどん見えて面白くなりますよ。そして、「健康」は間違いなしです。

基礎編 の様子(中間レッスンテストまで終了)
上の写真は、インドの国策のビデオ視聴の様子です。
 



応用編の様子(水曜コース/土日コース)
 

 

  

 




<1DAY WORK SHOP in KYOTO , TOKYO with Sudhir Tiwariji 2017> 下記に詳細があります。

【開催日程】
11月3日(金)文化の日 1DAY WORK SHOP in KYOTO     @日本ヨーガ禅道院 京都   定員40名  受付終了
11月5日(日) 1DAY WORK   SHOP   in TOKYO   @台東区「Sooo dramatic」 定員50名
対象者:ヨーガ経験者・初心者・興味のある方・指導者どなたでもご参加できます。

「東京会場」の告知が遅れて、まだ今のところ空きがございます。「京都会場」のご希望の皆様には「東京会場」をご案内しております。関西は、来年度も開催していく予定ですので、今回「京都」会場への参加ができなかった皆様は、次年度を楽しみにしていてください☆
参加者の皆様がワークのご案内をシエアしてくださったり、協力をしていただいたり、関東・関西でのワークは初めてですが、本当に有難く、感謝しております。
今回の通訳者は、カイヴァルヤダーマのスワミマヘーシャナンダジが来日の際に通訳をされた船越孝江氏です。温厚なお人柄で、貴重な経験をされておりますので、Sudhir Tiwarijiの思いがより皆様へ伝わっていくことと思います。

ホームページでの詳細確認はこちらから  http://hus-lab.com/page/warkshop/

Sudhir Tiwarijiとのリトリート 40H 2017>  下記に詳細があります

TTC詳細とスタートしておりますギャラリーはこちらから http://hus-lab.com/page/yoga/

Kaivalyadhamaから出されるcertificate Course は日本で初めての開催です。2017年の「基礎編」「応用編」はスタートしておりますが、「総集編」はまだこれから、下記の対象者の方でご希望がありましたらお問い合わせください。
また、2018年度もTTCを開催していきます。「基礎編」「応用編」は他県での開催を予定、只今「富山」「大阪」での開催を予定し、東京はこれから話し合っていきたいと思います。「総集編」はSudhir Tiwarijiとの受講が必須ですので、下記と同じ場所になります。試験は各会場で行う予定です。今回の会議で、決定次第、次年度TTCの開催詳細をお知らせしたいと思います。

1027日~111日 (56) TTC受講者必須
場所:国立阿蘇青少年交流の家    HP:http://aso.niye.go.jp 
対象者:
①基礎編を受講された方
②応用編を受講された方
③Kaivalyadhamaの各コース受講経験者・オンラインコース受講経験者
④その他*応相談
費用:115000円(宿泊・食事・講義・資料含む)早期割引 9月20日まで
135000円      〃       通常料金 10月5日まで
*国立の宿泊所になるので、宿泊費も非常にお安いです。当日受け付けはできませんので、部屋割りや食事の関係等できるだけお早めにお申込みください。

   応用編土日

 

徒然日記  非常に長いです。頭がお休みの時お読みください。ノーリアクションで・・・

8月18日(金)

瞬間、瞬間が変化し、物事は変わり続けるということに気づいていなさい

ただそこに観察するものと、見るものだけが残る

気にしていたこと
こだわりが消えていく
感情が消えていく
現象の連鎖がただある


呼吸がやってくる~去る~やってくる~去る

そして、
最後の呼吸がやってくる


昨年、タイの大学のカヴィ先生の講義の中で聞いたお話の意味が今まさに理解されます。母の最期がそうでした。8月5日に母の1周忌を迎えました。父も早くに他界していますから、残されたのは3人の兄弟と、その子どもたち二人ずつ。総勢9人が集まっての大集会が数日続きました。孫の成長を何よりも楽しみにし、そして最後の最後まで孫に精力を使い切っていた母。特に昨年の大地震の後で、被災した弟家族のサポート、特に母は、私の次男卓をかわいがり、病気がわかった後、1番に悲しんだのは孫たちに料理が作れなくなることでした。試合の応援にも、洗濯やアイロンがけも、当たり前の日常が、時にそのお世話が「大変、大変」とストレスに変わることもありましたが、しかし、それさえも出来なくなることへの悲しみ。母が一番に手放していったのは、毎日観ていた韓流のドラマ、ビデオ。そして、服やバック、靴、どれもお気に入りのもの、新しいものも沢山ありました。そして、「家に戻りたい」という欲さえも捨て、命を守ってくれるだろう狭い病室のたった1畳ほどのベットの方を、母は選びました。それは、最後まで・・・

「生きたい欲」

これだけが最後まで残りました。しかし、体力がなくなってくると、これさえも手放そうとしていました。なんとか母を励ますために、次男卓の写真を持っていきました。「いらない、いらない」といいました。見るのがつらくなるからでした。「してあげたい欲」が顔を出し、それが出来ない自分と、また向き合わなければならない。
「欲」が苦を生むことに母はこの時気づいたと思います。そして、自分でその「欲」をなんとか消そうと、病気を治す頑張りより、様々な思いを作り出す「心」と戦っていたようでした。これは、皆さんの日常もそうではないでしょうか。

そして、最期を迎える時、タイの先生が言った。

「最後の呼吸」だけになりました。

これまで生じていた欲や、感情の全ては一瞬一瞬であり、それにとらわれなくてよかったんだ、と。母がその現実を、本当のその意味を伝え残してくれました。
そして今では、タイの先生の言葉、母の最期の「息」が今の自分の心の教科書になっています。楽しさを作り出す、物質からの、人からの、環境からの、それさえもが一時的あり、その一喜一憂も一時的であり、一瞬一瞬の中で確かなことは、

「呼吸」

それ以外に生じるものにとらわれなければ、どんなに心やすらかでいられるか、不動でいられるか、ヨーガはそれを数千年前から教えてくれていたんだと、改めてそのスキルと恩恵のすごさに気づかされています。実習することで、それに気づかされる。

なので、今、また1年のインドの大学での留学期間を経て、さらに3年、この「呼吸」を学びにインドへの行き来を繰り返しております。呼吸器科のお医者さんに習うのが一番なのでしょうけど、そこに古典からの教えはありません。知識はあったとしてもスキルがありません。知識だけではだめなのです(いや、専門医のお話はベースとしてぜひ必要)

今は、少しずつ呼吸法のクラスも出来てきました。しかし、古典の知恵、やり方を段階を追って指導しているところはそう多くはないでしょう。ヨーガでは、プラーナーヤーマといいますが、ヨーガの経典の編纂者であるパタンジャリは言います。

“Tasmin sati svasa(吸気)prasvasa(呼気)yor Gati vicchedah Pranayamah”
「(安定したアーサナが得られたら)呼気と吸気が制御されなければならない。これがプラーナーヤーマである。」

この「SVASA」と「PRASVASA」は吸っている息、吐いている息を、いうのではなく、
「SVASA(吸気)」は、コントロールされた吸息であり、「PRASVASA(呼気)」は、コントロールされているときの呼気です。では、どのようにしてそれをコントロールするか。そのためには、古典のプラーナーヤーマの定義と技法、効果を学ばなければなりません。
大学でのプラーナーヤーマの指導法には、
“最近ではプラーナーヤーマを学び、教えることに関心が高まっています。しかし、私たちは古典テキストを理解しておく必要があります。不適切な練習は、あらゆる種の病気を引き起こすため、教師が特別な注意を払い、生徒に間違った道を歩ませ、病気にならないようにしなければならない。”とあります。

そして、古典テキストであるハタ・プラディピカⅡ‐1には、
「ヨーギは、アーサナに習熟したら、感覚器官を制御し、バランスが取れて修行に有利な食事制限を守りながら、指導者に教えられたやり方に従って、プラーナーヤーマを適切に練習するべきである」(相方氏訳)

自分独自のやり方で教えてはいけない、プラーナーヤーマに「オリジナル」はない、というのです。また、ワークの中で、「ビデオを見て練習したり、YouTubeを見てやったり、」これは別問題だと言われていました。参考にはなるかもしれませんが、“息”はそっちについていきそうです(笑)

カイヴァルヤダーマのプラーナーヤーマ3年コースのTTCでは、1年の大学での講義、自己実践のあとに「1:2」での比率での指導ができる許可が出されます。もちろん、毎回の宿題、毎年の試験が課された上で。また試験です(苦笑)。ディプロマコースを終えていても、ここはやはり厳しいです。生徒に病気を引き起こさないために・・・。何よりは、自分の確認になっていいのですが。自分への「試し」引いては、それらは自分へ返ってきます。プラーナーヤーマは、インスタントや「真似」では絶対できません。
そう、明後日からのインド行は、クリヤ実習の実技、指導実技試験、筆記試験が行われるために渡印します(3年間)。またです!布も何度も飲み込みます。ダンダ・ドゥテイのパイプ(管)を飲むのはどうもなく、本校の指導者育成コースでも最近では、皆さん歯磨きのようにやります。バストラ(布)の洗浄法は、一緒にやるときでしかさせません。危険ですから!私は、許可を得て、自己実習を得てからしか指導しないようにしているので、なので毎週やって、クリヤ実習の指導をします。このヨーガのクリヤ実習の効果を解剖学視点で勉強していくと、その素晴らしさに、歯磨き以上の大事さを感じるようになります。例えがおかしいですが・・・アグニサーラは最高の技法、ナウリは最高峰です。


そう、そう、その前のアーサナでは、パタンジャリの定義・技法がなんであるかを知っておかなければなりません。ヨーガ=ポーズであったり、ヨーガは何か形のように思われていたり、また何かの目的のための道具のようになっていますが、そうではありません。道具を使っているところもあり少々驚きます。今は、ヨーガの名前のついたものがたくさん「生まれて」驚きを通りこしていますが、今世界的にも大きな話題と問題になっています。
なので、政府が動き出したのです。どんな名前がつこうと、変えられようと、古代からずっと「ヨーガ」は変わっていない。

クヴァラヤナンダジは・・・
パタンジャリの定義・技法・効果をみられ、100%信じること、と言われました。しかし、もう一つ、これを100%信じること、でもその技法・定義が歪められないためには、それは科学的に検証される必要がある。なので、クヴァラヤナンダジは、アーサナが定義どおり、技法どおりに行うと病気が取り除かれる、と科学的に検証しました。
次々とアーサナが生まれてきていますが、とは言っても、ヨーガ教典である「ヨーガ・スートラ」には、「アーサナ」はそのうちの1.5%しか出てきません。

解剖学の教授バレカル先生はこの前も、
「ビジネスアーサナが終わった時“アーサナ”がやってくる。私たちに多くのアーサナは必要ない。」
「心が乱されると姿勢が乱される。姿勢を保てる(定義どおり)ことでマインドが保たれる。1時間に3~4のアーサナで十分。努力せず、シンプルなアーサナで、それを保持する。精神的効果が得られる」(途中略)

呼吸のコントロールの前に「アーサナ(姿勢)」をどのように行っていくか、まずはそこからでしょう。 ハタ・ヨーガでは、呼吸のコントロールの前に、クリヤ実習(浄化)やムドラ/バンダという実習がなされ、プラーナーヤーマの実習に入っていきます。内側が汚れていたのでは、ガス交換が行われたあとどうなるか、もうおわかりですね。
プラーナーヤーマだけを行うのでなく、それ以前の食事法(ミタハラ)であったり、生活、姿勢法(アーサナ)がまずは大事になっていきます。なぜなら、アンバランスな食事や不適切な行動によるマインドの活動は、
「心の赴くところどこへでも、息は従う」
ようになり、呼吸の乱れとなって脳の呼吸の制御に不具合が生じてくるからです。呼吸の不具合は身体全身への不具合につながります。なので、私たちが解剖生理学を学ぶとき、大脳をコントロールするところから学ぶのです。全ての器官とその仕組みから・・・そして、ヨーガでは“ヤマ・ニヤマ”によって。
「解剖学ワークショップ」も増えてきましたが、ポーズをきれいに取るためであったり、歪みを直すためであったり、学ぶ視点が全く違います。外の形ではなく、内側のことを知り、その歯車がうまくかみ合うように、また内側が健康でないと外側の健康はありえませんから、なので、ヨーガをするにあたっては、「健康である必要がある」と言われるのです。それを正しいアーサナやヨーガの実習、思考の修正によって・・・
筋肉を無理に伸ばすことではなく、頑張ることではなく、むしろ本来もつホメオスタシスを大事に守ることではないでしょうか。そして、また
「自分を愛す」
ことから、といいますが、なかなか難しいでしょう。まずは、体の内側の神秘さを知ることで、精妙なつくりへの素晴らしさに気づき、体への畏敬の念をもつことで、内側からの「愛」が生まれ、外へ求める「ラーガ(喜びへの執着)」が制御できるようになります。また、それは他者にも、動物や生き物、植物にだってそれはありますから、どれもが大事にされて、そこに「平和」が作られていくと思います。まずは自分を、互いを労ることから・・・

そう、ここでお話したものは、自分の間違った経験を含めて、そしてこれまで学んでた講義の中のお話の一部をさせてもらいました。そうでないものは、頭になく、パソコンを打つ手は止まってしまいます。脳と手の動きも実に面白いです。最近では、日常いろいろあります。何もないことはない。それは死を迎えたときのみ。
この暑さで、脳からの指令もさぼりがち、8月のお便りも、今日は19日です。昨年は、熊本地震、母との別れがありました。今年は、次男受験生、大学の下見に田舎から都会までの移動も大変で、電車に乗るのもやっとこさ、大学の壁も厚く、来年の居住先も考えたり(早すぎますが)親はひやひやの中で、自己練習、自己課題、指導と入ってくるので、頭はフル稼働です。本当に何もないときはなく、「生かされてる」からこそだと頭を切り替え、ヨーガの学びに心救われています。

TTCの応用編で、「サマディ」にやっと入りましたが(本来はプレゼンで説明できるものではありませんが)、見えてても見えてない、聞こえてても聞こえてない・・・(心動かさないための)相当な技法・実習がいりますが、最近では、

目に見せて
鼻に嗅がせ
耳に聞かせ、
肌に感じてもらい
舌にはよいように味わってもらう

「サマディ」にはいきつかずとも、このうように、感覚器官に任せておくと全てが「楽」になります。そして、何をどう感じたり、思ったりしたとしても、全ては「シナプス(神経伝達物質)」のやりとりですから、これをミクロの世界で見ると実に面白く、日常起きているとらわれがちいーさくなって、心軽くなってきます。解剖学の授業は今一番面白いところ。TTC受講中で、指導も行う、さやか先生のオタクとも言える体の仕組みの説明、またパネルを使って見せてくれる体内観察の授業は、皆さん目をギラギラさせて見入ります。そして、日常の悩みをすっきりさせ、それぞれの帰路へ(自宅)。家庭円満、夫婦円満、職場が楽しくなった!と・・・これが授業のよさ、楽しさでしょう。
TTCも夏休みをとっています。わが家がアシュラム(修行の場)であり、皆さんを修行の場へ送り出し、また本校(オアシス!?)へ帰ってくるの待つ。うちの学校はこのようなところです。
では、夏休みもあとわずかとなりましたね(お子さんのおられるところは)。よき修行時間だった、と思って。いや、「カルマヨガ」時間を与えてもらったと、また職場へ向かう皆さんも同じように・・・それらが心・体・精神を強くしてくれる。この上ないものとして、やはり「感謝」しかありません。
明日から試験会場へ(インド)向かいます。これを書いてる場合ではないのですが、書くことが頭の整理になって、試験は全て「英語」日本語でわかってないと、話せないし、書けない。「書く」これが一番苦手です・・・実技で挽回してきます!

本校の活動
2017年からインドのヨーガ大学カイヴァルヤダーマとの指導者育成(Kdham,Teachers Training Course in YOGA)が始まり、3月からの基礎編を終えて、7月から応用編に入っておりますが、基礎編では知識の詰込みのようで、生徒さんたちもいっぱい、いっぱいだったようです。特に今年スタートの皆さんは、10月のSudhir  Tiwarijiとの総集編に向けて、その前には「応用編」を終えておかなければならないので、7月1日からの「応用編」に間に合わせました。皆さんよくついてきてくれました!すでに「基礎編」を終えている方たちと合流して、今回は仕事等の都合も考えて、応用編は2コースに分けました。
水曜コースと土日コース、水曜コースは進度が若干変わってきますが、このクラスの参加者はすでに別なスクールでTTCを終えている方、また本校の基礎編修了者なので、内容の理解も早く進度がスムーズです。実技は、そうはいきませんが・・・インスタントにはいきません。基礎コースで、細かなヨーガの用語、「ヨーガ・スートラ」「ハタ・プラディピカ」の大枠、歴史、解剖学、そして何よりサーンキャ哲学は基礎編の最初に入れていて、ここを押さえてないと、何のお話か全く・・・になります。
応用編に入ると、基礎を生かして、実習が深くなります。アーサナの数はそう増やしませんが、ホールド時間が長くなり内側と向き合う深さが出てきます。また、プラーナーヤーマに向かう前に、食事の管理、家庭でのクリヤ実習の継続、それがあってムドラ/バンダに入っていきます。ここまで1時間半以上かけて行い、後半やっとプラーナーヤーマに入っていきます。自己の(吸気:呼気=1:2)のカウントも様々なので、「4:8」の人「5:10」または、「8:16」・・・個人差がでます。1カ月毎日同じカウントで続けて、1つずつ付け加えさせていますが、窒息感があれば、中止またはもとに戻らせてやるように指示しています。この個人差はやはり練習の差と、トータルな練習をどれだけやっているかで違ってきます。もちろん肺活量の差は前提として。しかし、アーサナと同じで競いません。呼吸も「快適さ」を重視し、それは呼吸に出ますから、その息のフローを観察しているとわかります。油断せず、マインドが背かないように、迷わないように、息に添わせて・・・マインドのコントロールも息に添っておけばいいのです。それは上記でも言いましたね。どんな欲が出てこようと、そこに在り続けたの「呼吸」ですから・・・
そう、応用編での解剖学は先ほども書いたように、本当に深み(笑)入っていくと面白い世界です。しかし、それをヨーガとの関連でやっていきますから、インターネットに沢山出てくる解剖学と+(プラス)が入りますね。そう、本校はヨーガの指導者育成クラスだから敢えてそこを言うのです。例えば、ピラティスや、またマッサージ等の勉強と全く違うものなので、、、「ヨーガにおける解剖学」として話をしていきます。
そして、本校での内容はカイヴァリヤダーマで使われている教材、内容です。また、授業でとったノートや教授からいただいたパワーポイント(日本語訳にしてます)をもとにしています。それは、古典がそこにあるからです。ヨーガがなんぞやがそこにあるから、その他に理由はありません。特別なグルを指示したりの意図して、そこに引き込むとかはないです。〇〇団体ではないので・・・
この教材の研究、恩恵の素晴らしさに気づくのは、参加者の変容からわかります。日常の生活、仕事、ましてや人も変えられませんが、自分の物の見方、見えていたものが何か、シナプスの仕組み、それがわかると全てが何か違ったものに見えてくる、というのです。クリヤ実習はとても勇気のいるものですが、解剖生理学視点で学んでいくと、あんなに嫌がって喉の器官が、す~っと、あの管を受け入れて胃までするする~っと。また、非常に効力ある、しかし、難しいナウリも、ウディヤーナ・バンダ、アグニサーラを繰り返していくと、腹直筋だけがぽろ~んと前に出てくるように、縦の筋が見えて、出たがってくるようになります。そうなると、あとは、右によせ(ダクシ・ナウリ)、左に寄せ(ヴァーマ・ナウリ)、右に左に回す(ナウリ・チャラン)が見事できるようになります。腸を快適に、腸をコントロールができれば、脳のコントロールは早いです。逆パターンで、心を手なずけることができます。時間はかかります、私もかつて留学期間中、苦戦しました。しかし、ちょうどその時相方先生がカイヴァルヤに来られ、コツをきくと、そこからすんなりできました。理屈抜きにやること、頭がそうなれば、腹直筋は素直に出てきます。継続と素直さです。体も素直になります。

そう、大事なニュースがありました!ホームページの「指導者育成TTC」http://hus-lab.com/page/yoga/ にも載せていますが、これです。
 
ヨーガのベースとなる教科書「ASANA」 
現在進行している、インド政府主導による「国策ヨーガ」は、世界中においてヨーガの混乱から生じた動きです。この一連の政府の動きは、1924年にクヴァラヤーナンダがカイヴァリヤダーマ研究所を設立し、のち大学も出来、近代的なヨーガ研究に着手し、ヨーガ研究/ヨーガ教育/ヨーガにおける療法の礎を築いたことが出発点にあるといわれています(相方氏談)その、クヴァラヤーナンダによる研究の功績が示されている3つの、師による著者本が「ASANA」「PRANAYAMA」「Yogic Therapy」です。現在、カイヴァリヤダーマから出されている日本訳での出版物は「ヨーガ・セラピー(山田久仁子氏訳)1995年」だけであり、日本でヨーガを学ぶ時の教科書となるものがありませんでした。また師の残したものは非常に貴重で、その日本訳を相方氏、またDiplomaの卒業者の皆さんにより少しずつなされ、本校ではそれにわかりやすい解剖学図と追加翻訳を盛り込みながら、本校オリジナルの「ASANA」が完成し(内容同じ、本校有田氏の協力)それを元に、古来の伝統に忠実に沿った哲学、スキルの習得、実習を行っています。これは市販では販売されておらず、本校のTTCの教科書として皆さんにお渡ししています。図解もわかりやすくなり、また、師の研究による奥義を日本語で読んでいきますと、細部にわたるヨーガの研究と古典に基づいた揺らぎのないヨーガの知恵と恩恵を知ることができます。
そして、私たちはSudhir Tiwarijiと学びますときに言われる、

When it comes to practice(実践)   
Defined (定義)
Technique(技法)
Benefits or the outcome(恩恵と結果)
THE ABOVE PROTOCOL BECAME THE FOUNDATION OF TRADITION (これらが伝統の基礎となる。)

私たちは今、その実践のやり方を学び、「どのようになぜやるのか(Yoga ,why & How)」を少しずつ、日本の地において広げていっております。まずは、自分自身から。。。
また、当大学の翻訳に多大なる労力使って今もなお、インド・タイにおいて研究を進めておられる相方氏、翻訳に携わる皆さま方に感謝しております。
   
この本の内容を知ると、ヨーガの神髄が見えてきます。大正時代に研究し、書かれたものですが、ヨーガを絶対歪めてはいけない、と理屈抜きに納得させられます。
「ヨーガ・セラピー」はアマゾンで購入ができます。やっと増版され、    

最後に
<2017Kaivalyadhamaとの共同企画> について

1DAY WORK SHOP with Sudhir Tiwariji 2017   
【開催日程】
11月3日(金)文化の日  1DAY WORK SHOP in KYOTO     @日本ヨーガ禅道院  京都   定員40名 
11月5日(日)      1DAY WORK   SHOP   in TOKYO   @台東区「Sooo dramatic」 定員50名 
対象者:ヨーガ経験者・初心者・興味のある方・指導者どなたでもご参加できます。

【開催場所】
113()京都  定員40  定員に達しました!
日本ヨーガ禅道院 
621-8017 京都府京都市伏見区桃山南大島町70-25    http://www.yoga-zen.org/

115()東京 定員50名   予約受付スタートしました  

110-0004 東京都台東区下谷1丁目11 「Sooo dramatic」  http://sooo-dramatic.com/

古典の教えを直接Sudhir Tiwarijiと学ぶよき機会です。京都の会場はいっぱいになりましたが、東京は告知が遅れまだ今予約受付しております。
お申込みは、このホームページからできますので、ぜひお待ちしております。

また、その前にKaivalyadhamaとのTTCの総集編を熊本・阿蘇にて5泊6日のリトリート形式で行いますので、経験があり、スキル、古典哲学を深めたい方は参加希望があれば受け付けたいと思います。

総集編 Sudhir Tiwarijiとのリトリート 40H 2017
1027日~111日 (56) TTC受講者必須
場所:国立阿蘇青少年交流の家    HP:http://aso.niye.go.jp 
対象者:
①基礎編を受講された方
②応用編を受講された方
③Kaivalyadhamaの各コース受講経験者・オンラインコース受講経験者
④その他*応相談
費用:115000円(宿泊・食事・講義・資料含む)早期割引 9月20日まで
135000円      〃        通常料金 10月5日まで
*国立の宿泊所になるので、宿泊費も非常にお安いです。当日受け付けはできませんので、部屋割りや食事の関係等できるだけお早めにお申込みください。

ヨーガ総集編 40H: 
1.最終レクチャーSudhir Tiwariji40時間リトリート 20171027()111()  TTC受講者必須
Sudhir Tiwariji との総集編内容: 非常に深い内容を5泊6日でやっていきます。インドでしか学べない内容をここ日本で!
< 講義内容>
0.ヨーガ哲学・ヨーガの進化
①伝統の系統とスタイルを通した進化の旅へ
1.Pranayama Why & How
プラーナヤーマとは何か?それをどのように行うのか?なぜ、それが私たちの時間にとって必要不可欠な練習なのか?
2.パタンジャリとハタプラディピカによるプラーナヤーマ
3.シャットカルマ(6つのクリヤ浄化法)とその重要性
4.アーユルヴェーダの基本・サーンキャ哲学、5元素、ドーシャ(資質)を通して
①ドーシャとは何か?それらは何を担っているのか?それらのバランスを失ったときに何が起こり、どのようなバランスを失うのか?
5.アーユルヴェーダとしてのプラーナヤーマの特性
6.ヨーガの教師の資質と、教授法の本質
-朝からのPUJAが毎日行われます。KRIYA実習では、ジャラ・ネイティ、スートラ・ネイティ、ヴァマナ・ダンダ・ヴァストラドーティを行います。
※ 使用テキスト
Hathapradipika (日本訳)、Yoga Therapy (Kaivalyadhama・日本訳出版物) インテグラルヨーガ (ヨーガスートラ/kaivalyadhama のヨーガスートラ)、Applied Yoga (ヨーガとその応用・日本訳) 、Yogic Techniques (ヨーガの技術論・日本訳) 、Yogic Practices(ヨーガの実習のガイドライン・日本訳)、ヨーガ講義テキスト、プレゼン資料、新しくクヴァラヤーナンダジの「ASANA(日本訳)」「Pranayama」Book使用、Sudhir Tiwarijiからの資料(日本訳)

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