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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2017年12月31日 Hus info

2017年度最後の追想
12月31日(日) 19:52 

2018年を待っております。

8月を最後に止まっておりました、メルマガをやっと今・・・

昨年末はインド帰国時、大きな夢の小箱を持ち帰ってきました。

それは、2016年12月19日Kaivalyadhama instituteと「提携」を結ぶという夢の箱でした。Kaivalyadhama Diploma Course 卒業後から5年間、毎年プレゼンを作ってお願いし続け、やっと結んだ提携。
 
なぜ、お願いしてきたか
 
正しいヨーガを日本に伝えたかったからです。
 
自分の体験と言葉で・・・
 
インド・ロナワラにあるKaivalyadhama instituteの創設者クヴァラヤーナンダは近代ヨーガに大きな貢献をした人物です。クヴァラヤーナンダはヨーガの研究者・教育者となるまでは一般的な教育者としてキャリアーを積み、その後40歳を超えてからヨーガの学術的研究に専念しました。それは、クヴァラヤ―ナンダがハタ・ヨーガを一般社会に普及させた動機が、ハタ・ヨーガの中に、全人格の成長と成熟を促す万人向けの合理的な自己教育のメソッドの可能性を見たことにありました。
この動機から生まれた功績が、これまで皆さんに紹介してきたインド政府主導による「国策ヨーガ」につながりました。QCI(インド品質協議会)、ヨーガ専門職への認定制度です。
 
「ヨーガを歪めないように・・・」


 
クヴァラヤーナンダは、多くの名言集や教義を残しませんでした。むしろ、「自分が肉体を去ったとしてもヨーガは残る」と言いました。亡くなる前の言葉だったそうです。それを、Sudhir Tiwarijiが日本に来ていつも話してくれました。Sudhir Tiwarijiは、現代のヨガやスタイルへの批判でなく、「ヨーガ」がなんであるか、「Asanaとは」、「Pranayamaとは」・・・まるで学校で指導する先生のように、文法的解釈で、文字で見える形で、そして実践で教えてくれました。また、それをどのようにやるのかを段階を追って指導してくれました。
  
 
だから、素直に理解でき、実践できました。
 
そう、ちょっと回想すると、自分が教員時代に子どもたちにやっていたことは、
 
本物を見せる、自分で体験させる
 
ということでした。だから、日本に残る行事も体験させました。教科書を机上だけで学ぶのでなく、本物を見せて、自分で体験させて、理解させました。あるとき、宿題をしてこない子どもが、なぜやってこないかを考えた時、やり方がわかっていなかったことに気づきました。指導はしているが、一斉指導では足りない、個にあった指導が必要だと気づきました。宿題は全部手作りでやってきました。大変でしたが、子どもたちのわかる表情を見るのが好きでした。わかると生き生きします。わかるとどんどん伸びます。個人差はあっても・・・
 
クヴァラヤーナンダやそれを引き継ぐSudhir Tiwarijiがされていることが、その正しく「わかる」こと、その意味やスキルを継承することでした。そうすることで誤解も減ると・・・クヴァラーヤナンダが亡くなって50年以上経って、やっとそのことがインドのヨーガ界に、世界に伝わっていきました。
 
日本でもそれができるよう・・・
 
2016年にKaivalyadhamaとの提携を結んで、その思いが日本でその教えを学べる「Certificate in Yoga」 という形で現実化したのが、この2017年でした。
 しかし、告知もそうしませんでした。熊本の地でこれまでKaivalyadhamaの系統を少しずつ教えて来た仲間から始めて、この1年はそれを指導することに全てを費やし、尽くしました。
 
そして、今年11月Kaivalyadhamaから出される証明書だけでなく、インドの国際ライセンス(CAYI=ヨーガ認定国際協議会)日本人11名が初めて登録されるという、大きな認定をしていただき、私も驚きでした。登録された11名は、この日まで家庭や職場とのバランスを取りながら、遠くは福岡からこの熊本・山鹿の地まで通って学びを積み上げました。それは実践という学び、インド政府から出されたQCIの内容がどんなものであるか、またそれを実践する意味とは、ヨーガの意味とは・・・それは正にクヴァラヤナンダが残したメッセージの通りでした。
 
     YOGA IS THE INTEGRATION OF ONES PERSONALITY
         ヨガは人格の統合
WHICH HELPS A HUMAN BEING BECOME A BETTER HUMAN BEING 
     より良い人間になるための助けとなる。
SO THAT HE OR SHE CAN GROW AND CONTRIBUTE TO ONCE FAMILY,THE SOCIETY, THE NATION AND THE ENTIRE WORLD
    その人自身が成長して、家族、社会、国、全世界に貢献できるように。
AND HENCE THE SCIENCE OF YOGA SHOULD BE KEPT PURE AND UNDILUTED
    そのためには、ヨガの科学が純粋に守られ、歪められてはならない。  

           


ここで学んだ11名は、まだ身近な家族や、習いに来てくださってる生徒さんへ、かもしれませんが、まず自分のヨーガの波動が、一人からまた一人へと・・・自己の実践がそこを作り、広がっていくと思います。これまでの実習を生かして、これから頑張っていってほしいと思います。
 
ただ淡々と・・・
 
話はいろいろ変わりますが、日本でSudhir Tiwarijiと寝食を共にし日本ヨーガツアーを行ったとき、氏は、いつも通りのことをやっていました。それは、日本滞在中だけでなく、世界を指導して回るときも同じだったと思います。朝のプジャに始まり、その後の実習も。いつも同じルーテイーンです。ヨーガが代々受け継がれた中で、幼少期からその環境で育ってきたからだ、と言われました。特別なこととしてヨーガをやるのではなく、「ヨーガは在る」と言われていました。いつも一緒に・・・
そう言われて、実際それを目にして、そのエネルギーを感じてみないとなかなかわかるものではありませんが・・・ぜひ、Sudhir Tiwarijiを感じてみてください。そこにクヴァラヤナンダを、ヨーガを感じることでしょう。

   
 
2017年、CCYの他に京都、東京でのワークショッツプも日本で初めて行いました。日本の生徒さんは素晴らしかった、と言われていました。
 
このワークショップ開催後に、参加者の皆さんへお礼の言葉と同時に「Kaivalyadhama レター Japan」を3回発行してきました。そこにどんなワークショップであったかを書いてますので、お時間あられるときにお読みください。このホームページのNEWSに掲載しています。(関東関西の皆さんには送信済みです)
 
2018年は、KaivalyadhamaとのCCY、ワークショップ、そしてKaivalyadhamaツアーを企画しておりますので、ホームページからご覧ください。
日本において国際ライセンス(CYAI=ヨガ認定国際協議会登録)が取得できる場を皆様へ
CCY2018
http://hus-lab.com/page/yoga/
Work shop2018
http://hus-lab.com/page/warkshop/

 
メルマガを通じて伝えたいことが、いつも頭の中だけで終わっていました。2017年Certificateを手にするまで、心休まるときがありませんでした。
 
責任があったからです。

日本で、Kaivalyadhamaの系統を下ろし、QCIの内容をやっていくことへの・・・しかし、最後にKaivalyadhamaの所長である Subodh Tiwari氏が、よくやったね、と言ってくださいました。そして、大きな、大きな約束をそこでしてくださいました。

夢にまでみた大きな約束です。夢を現実に、

その為に、やはり  ただ淡々と・・・

2017年がもうすぐ終わろうとしています。

Kaivalyadhama Subodh Tiwari氏、Sudhir Tiwari氏、Malti、スタッフのみんな、京都、東京会場のワークショップへ参加された皆さん、支えて下さった菅村氏、大麻氏、通訳船坂氏、さえちゃん、Mega ni、そしてHus labの仲間、その家族、卓、匠、のりさん、亡き母へ

感謝しかありません。

これからも・・・

 
今、2018年を待っています。

また、感謝です。


 
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