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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2017年12月31日 Hus info

Kaivalyadhama レター Japan 第1号
Kaivalyadhama レター Japan 12月 第1号

2017年ワークショップ参加者の皆様方へ

       
この度は、 Kaivalyadhama institute と企画致しました京都会場、東京会場へのワークショップへのご参加誠に有難うございました。
 
京都会場では、日本において古典ヨーガを継承されている「日本ヨーガ禅道院」様により会場を提供いただき、当日を迎えるまでの多大なるご指導、サポートに大変感謝しております。また、東京会場におきましても、初めての空間でのワークショップであり、地理間もさることながら電車異動でさえも不安な中に、下見をしていただいた道院様の代表菅村氏の密な会場とのやり取りと当日の設営、また参加者の方々にも受付、準備、片付けまでもお世話になり、東京在住の阿部様には参加者全員に手作りの差し入れをいただくなど、想像以上の支援と大きな見えない力で無事東京会場でのワークショップを終える事ができ感謝を言い尽くせません。 そして今回、日本ヨーガ禅道院様、通訳の船坂氏とのご縁をつないでくださったトラベルミトラ代表大麻豊氏( Kaivalyadhama 卒)に感謝致します。
 
日本各地より今回のワークショップにご参加いただき、多くの皆様方から、
 
・また来年もやってほしい
 
・ Sudhir Tiwariji による科学的視点での古典ヨーガの説明がとてもわかりやすかった。
 
・どの問題にも科学的実証をもとに的確に回答いただき、多くのヨーガへの混乱がクリアになりました。もっと時間をかけて古典ヨーガを一から学びたい。
 
・ Sudhir Tiwariji の人柄がとてもよく伝わり、言葉の一つ一つに思いやりが溢れていました。
 
・プラーナーヤーマについてもっと知りたいです。
 
・通訳の方が、まるで Sudhir 先生が話しているかのようにとてもはっきりと訳してくださり聞き取りやすかったです。これまでの通訳の方よりも一番よかった。
 
・これまで多くのワークショップに参加してきましたが、このような素晴らしい、生きたヨーガの勉強会は初めてでした。
 
・定期的に古典ヨーガを学びたい。このような場を作ってくれてありがとうございます。
 
・内容が多すぎて、また長時間座っておくのが大変でした。休憩があったのでよかったです。最後のアーサナを長くしてくださり体がほぐれました。
 
・(東京会場)床が冷えてきたのがちょっと・・・でも集中していたら寒さを忘れました!
 
など、多くのまだ紹介しきれないほどの感想を頂きました。今後へつないでいく点と反省すべき点があり、ありのままの感想を頂き私どもも大変勉強になりました。
 
 皆さんともっとゆっくりお話しする時間や、時間の都合上、質問に丁寧に答えられなかったりした点など、本当に申し訳ありませんでした。
 
 
 
会の中で、まだいくつかの疑問点が上がっていた点につきまして、2点ほど
 
①プラーナーヤーマの時になぜメトロノームを使うのですか?その日その日で、呼吸の比率も変わると思いますが。。。
 
―これは、まずなぜそもそもプラーナーヤーマというものが考えられたか、なぜそれをする必要があるのか、を考えてみたいと思います。そして、なぜプラーナーヤーマでは吸息:呼息の比率が1:2で行うのか。
 
プラーナーヤーマが、呼吸のコントロールを目的としているのは、呼吸とマインドが関係しているからです。これは皆さんもすでにご存じの通りです。どんな時に呼吸が乱れるかも皆さん知っています。そして、通常の呼吸が、吸う息が優位にあることも。
 
呼吸は3つの要因で影響を受けます。①身体的要因②感情的要因③意識的要因
 
この3つ目が、プラーナーヤーマの基礎となっていて、
 
パタンジャリは、「息は心に従い、心は息に従う」と言いました。人は心のコントロールが難しい、なので姿勢の安定が確保され、吸気と呼気の動作を一時的に停止させなさい、と。
 
そして、そのやり方を時間・空間・数によってそれを行うことを提示しました。感情によって呼吸が乱されないように、注意深く、吸気、呼気、息の停止を行う。この動作を特定の時間単位に合わせて制限してやりましょうよ、と。しかし、正しいやり方で、熟達した指導者から学び、勝手にクンバカを入れてはいけない。正しいやり方の目安が、メトロ―ノームを使って行うことで、それが、正確さへと導き、もちろん、心の中で正しく狂いなくカウントが取れていれば、それを目安に。しかし、プラーナーヤーマをやっている最中であっても心は違うところへ彷徨いますから、きちんとそれをしばり付けられていたら別ですが・・・日ごとその数が違うということは、周りの事象や心に捉われてることの現れであ り、なので最初は呼吸を観察してあげなさい、と言われるのです。
 
②ブラーマリーの音を正しく知りたい・・・
 
―私も、知りたい(笑)雌蜂、雄蜂の音を聞き分けた経験がありません><
 
ハタ・プラディピカⅡ-68
 
「この調気においては、吸息は雄蜂の羽の音をたてて急速に吸い、呼息は雌蜂の羽の音を立ててゆっくりと行う。このような修練をするならば、ヨーガの達人たちの心の中にある種の至福が生じる。」
 
雄蜂の音、雌蜂の音を聞き分けた先人たちはすごい聴力だったと思います。鼻は音を修飾する役割がありますから、その鼻腔の奥の辺りを使って音を調節させますが、まずはやってみることだと Tiwariji も言われました。吸息の音は、なかなか難しい、と。最初はかすれてもいいからやり続けていくと、鼻の奥から頭頂にかけて抜けていくような音が出るようになります。風邪や喉の痛みがあるとき時はやらない方がいいです。練習法として、
 
①吐く息だけ音を出す練習
 
②吸う息だけ音を出す練習
 
③吐く息、吸う息両方音を出しながら
 
④吐く息、吸う息両方音を出しながら1:2で行う
 
私達は3年のプラーナーヤーマコースで、①を4ヶ月 ②を4ヶ月 ③を4ヶ月練習していました。④は1年後くらいです。
 
今回は、プラーナーヤーマの準備練習をしていませんでした。わずか1日だけのワークショップでは、情報が多すぎて、今回は省かれました。
 
次年度、東京での開催の為にも参考までに・・・
 
プラーナーヤーマの実習前の練習については、現在このような練習を行っています。(アーサナは終えたとして)
 
<プラーナーヤーマの準備>
 
この前に、クリヤ実習は済ませておきます。ジャラ、スートラ・ネーティ / ダンダ・ドウティ(管)・ヴァマナ・ダウティ(嘔吐)・ヴァストラ・ドウテイ(布)*これはは毎日ではありません。
 
①ウディヤーナ・バンダ
 
②アグニサーラ・クリヤ(立って / 座って)
 
③ナウリ
 
④シンハ・ムドラ(ライオンのポーズ)
 
⑤ジフバ・バンダ(舌のロック)
 
⑥ブラフマムドラ
 
⑦ナサグラ・ドリシュティ / ブルマディヤ・ドリシュティ
 
⑧アシュワニ・ムドラ
 
⑨カパーラ・バーティ
 
⑩アヌーローマ・ヴィローマ
 
この後に、プラーナーヤーマの練習に入ります。
 
(全ての実習を CCY コースで教えていきます)
 
そう、お話がとっても長くなりましたが、質問を受けていたことも交えて、今回のワークショップのお礼に変えさせていただきます。本当にありがとうございました。
 
 
 
最後に、私たちは京都会場で Sudhir Tiwariji 、通訳の船坂氏、私で道院さんのアシュラムに滞在しました。 Tiwariji は朝4時からプジャ~自己練習、船坂氏はマントラの読誦(船坂氏は、バクティヨーガの日本校代表)、私はクリヤ実習、おえ~と嘔吐法からダンダ・ドウティ~通常の練習。それぞれに「ヨーガ」をやっていました。それぞれが違っていましたが、目指すところは同じ、根底にあるヤマ・ニヤマも同じでした。
 
現在、多くのスタイル、多くのワークがあります。ある方が、東京では、みんな何かにしがみつこうとアップアップしていると言われました。(ヨーガ以外にも)
 
なぜでしょう。「ヨーガ」はずっと変わらずそこにあるのに・・・今回私たちは、それを学びました。変わらずの「ヨーガ」を。。。。
 
 
 
それから、 Sudhir Tiwariji を捕まえておくのもそう簡単にはできず(笑)滞在期間中に、私たちは Meeting をして、次年度の計画を立てました。少しでも皆さんの意向に沿うよう。
 
 
 
2018年度  Kdham  ワークショップ計画 
 
http://hus-lab.com/page/warkshop/   ここをご覧くださいね。
 
SudhirTiwariji< によるパタンジャリ・ヨーガスートラ in 熊本 和水町」
 
期日: 2018 年 5 月 9 日 ( 水 ) ~ 10 日 ( 木 ) 2DAYWORK   SHOP     一般 定員 15 名
対象者 : ヨーガ・スートラを学んでいる方 +CCY 修了者、現 CCY 参加者 定員別枠
 
*これは、特別企画で少人数で行いますので、お早目のご予約を。
 
 
 
Kaivalyadhama ツアー2018」
 
期日:2018年9月29日(土)~10月9日(火)予定
 
今週、 Kaivalyadhama へ行った際に、部屋数の確認など行ってご連絡いたします。
 
*私、西守がご案内します。2015年はインドリシケーシュ瞑想ツアー、2016年度はインド農村ツアーと世界遺産 、楽しいツアーです☆いや真剣ですよ!今回のツアーは、 Kaivalyadhama でのクラス参加、特別レクチャー、アーユルヴェーダ体験等ご案内。
 
 
 
Sudhirji との「ハタ・プラディピカ & パタンジャリによる  Asana &   Pranayama
 
期日:2018年 11 月 22 日 ( 木 ) ~ 23 日 ( 金 )2DAYWORK<   SHOP   in 東京   定員 45 名
対象者 : ヨーガ経験者・指導者どなたでもご参加できます。
 
 
 
Kaivalyadhama   CCY in Yoga 2018 日本において Kaivalyadhama からの証明書取得コース」
 
東京会場では、皆さんにご紹介しておりましたが、京都会場では配布が行き届いておりませんでしたので、ホームページよりご確認ください。
 
 
期間: 
 
基礎編50 H   2018年4月26日(木)~4月30日(月)5日間 関西地域
 
基礎編50 H   2018年6月1日(金)~6月5日(火)5日間   関西地域
 
*案内には、熊本阿蘇にて宿泊としておりましたが、関西で開催することになりましたので、希望者、お問い合わせの皆さんには早めにご連絡したいと思います。また、ホームページにもアップいたします。
 
 
 
応用編100 H   2018年9月15日(土)~23日(日) 8泊9日  熊本阿蘇
 
総集編 40 H   2018年11月15日(木)~11月20日 5泊6日 熊本阿蘇
 
 
 
全ての実習、実技の成果を Sudhir 氏との総集編で全て確認されます。正しい知識とスキルにより、ヨーガが生活の中で生かされて、よりよき人生が送れますよう・・・
 
詳細は、ホームページでご確認ください。また、今後も、皆様へいろいろな情報を発信していけるように連絡の環境を整えていきたいと思います。
 
今後共、よろしくお願い致します。
 
 
 
また今回のワークショップ、 CCY の様子の写真は全てホームページでご覧いただけます。
 
「ギャラリー」でご確認ください。
 
 
 
http://hus-lab.com/page/yoga-gallery/   「指導者育成ギャラリー」
 
 
 
http://hus-lab.com/page/workshop-gallery/   「ワークショップギャラリー」
 
 
 
ご質問、お申込み等は、ホームページ、またはこのメールにてお尋ねください。
 
お電話:090-4772-0837 ( 西守 )
 
11月24日(金)~12月3日(日)までは Kaivalyadhama に滞在。メールのみやりとりができます。
 
 
 
 
 
 
*連絡が多すぎてすみません・・・
 
Kaivalyadhama の「ヨーガ・セラピー」はアマゾンで販売可能
 
「 Asana 」「 Pranayama 」は CCY コースで資料としてお渡ししています。
 
皆様方には、完全版ができましてからご案内したいと思います。準備に時間を要しますのでしばらくお待ちくださいませ。ご迷惑をおかけいたします。
 
急な寒さの折、お体ご自愛くださいませ☆
 
 
 
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