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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2019年08月06日 kaivalyadhama レター

Kaivalyadhama Japan レター2019 第3号(フィードバック特集)
8月6日(火)  
皆様、暑中お見舞い申し上げます。
酷暑が全国各地で続いております。Kaivalyadhama Japanの本部熊本では、先ほど台風8号が北上しいき、大きな被害もなく安心致しました。酷暑、酷暑、台風、酷暑、、、一瞬一瞬と同じく終わりはありません。下の写真のShri O.P.Tiwarijiは、それと同じようにバガヴァッド・ギーターの言葉を借りて

yato yato niscalati manas cancalam asthiram
tatas tato niyamyaitad atmany eva vasam nayet //6-26//

manah(心) cancalam (ゆらゆらする)  asthiram (不安定な)
他は省きますが、
訳:心の性質は頼りがたく、揺らぎやすい。いついかなるときにも動きさまよう。修行者はこころを断固として引き戻し、自己の支配下におかなければならない。

cancalam チャンチャラン・・・この言葉がインプットされて、心はそういうもの(ゆらゆら)だと、あきらめて・・・ではいけませんね。支配下に置きなさいと言われていますから、それを私たちは古来からのヨーガで行っております「日常」の中で。皆さんはどのようにそれを行っていますか?

台風も無事去りました。しかし、油断はできないように、心においても常に対策は必要です。今後被害の拡大がなきことを祈っています。
今日は、広島原爆記念日であり、つい最近息子と長崎を訪れ、修学旅行以来の長崎原爆資料館に足を運んだばかりでしたので、その時に当時の惨劇の悲しみ、「平和とは」を考えておりました。「平和を祈る」多くの方がこの言葉を述べられます。ヨーガでは、自己の中に「平和」があり、それに気づくために修練が必要だと言われます。そこに気づくことで、悲しみの原因が取り除かれると、、、今日は黙祷を捧げると同時にもう一度「そこ」があることに気づき、それが本来変わることなく「在る」ものだと日々気づいていけることが、本当の意味での「平和」であると。それが成されることを願って・・・

以下は、3月のレターがまだそのままになっておりましたので、まずはそれを皆様にお届けいたします。

Kaivalyadhama Japan 第3号 3月号
この度3月27日 kaivalyadhama Yoga instituteとの協定サインを交わし、正式に「Kaivalyadhama Japan」が成立致しました。

昨年末に決定はしていましたが、協定内容の話し合いを行い、やっとこの日を迎えることが出来ました。ここに至るまでに2013年から懇願書類を出し続け、2016年にkaivalyadhama CEOのSubodh sir より「まずはkaivalyadhamaからSudhir Tiwariを派遣するので、日本で学びを積み上げなさい」と・・・
しかし、この年4月に思いもよらぬ熊本大震災、2016年秋に熊本パレアホールでのSudhirjiとのワークショップを企画したばかりでした。震災さ中、もうそれどころではありません。何千回と続く余震に、常に揺れているのが当たり前のようになり、また震災後すぐに母の血液のガンが見つかり「余命3ヶ月」。これには神をも疑う境地に至り、待ったをかけることができない進行の早さ、私たち3兄弟はただ「今」を生きる母に寄り添うことしかできませんでした。その時、「今」以外を振り返ったり、先を見通したりの思考は無意味なものだと、その時気づかされました。最後の最後の母の呼吸を見、呼吸がいかに大事か、元々の自己は一体なんであるか、それをもっと学び直さなければ・・・そこから再度、kaivalyadhamaでプラーナーヤーマを3年学ぶことになりました。
2016年秋、なんとか準備にこぎつけ熊本にSudhirjiを招き、ヨーガの学びの深さをみんなに感じてもらうことが出来ました。その後に「kaivalyadhama affiliation Japan」提携校として許可され、日本でkaivalyadhamaの系統を下ろすためのヨーガ指導資格、証明書コースをSudhirjiと共にスタートさせました。日本各地から現指導者、またはヨーガ愛好者、または本来の自分がなんであるかの探究者の方々が集まり、現在は3期目をスタートさせております。その内容は次号でまとめてお知らせいたします。

kaivalyadhama Yoga instituteとは、ホームページにも詳細を載せておりますので再度ご覧ください。https://www.kdhamjp.com/page/tradition/ 
説明は、ご覧頂くとお分かりだと思います。そこに導かれた、その理由は、これも皆さんがヨーガに限らず、何かを知りたい、やってみたい、と思われた時と全く同じだと思います。最初に紹介をしていました、「心はゆらゆらして、安定せず頼りない」正に、これを経験し、その頼りなさからの、心突き落とされる経験をし、ゆらゆらしない方法を探していた時に、ここkaivalyadhamaを現kaivalyadhama Japanの顧問大麻氏(トラベルミトラ・ジャパン代表取締役)に紹介を頂き、留学を決意、次の年には入学式を迎えておりました。(実際には家族の説得に1年費やしました)何が引きつけたのか、やはりそこには本当に揺らぎ無きものにしてくれる「文献」の宝庫の場であったこと、またヨーガの唯一の経典「パタンジャリのヨーガスートラ」を含め、それらを科学的研究によって実証、実践されている場であったということです。また、創設者故Swami Kuvalyanandajiが体育の教員であったことも理由の一つとなり、教育の現場を経験してきたことで、ヨーガによる教育の理念が自分の中に何の疑いもなく入り込み、揺らがぬ礎になってくれました。
そして、その理念と創設者のエネルギ-がこの施設内に溢れ、ヨーガの故郷でもあり、生きる指針を与えてくれる場、それがkaivalyadhamaです。ここでの努力の結晶が現在のインド政府によるヨーガ指導者の基準になっていること、これはそうしようと思って成立したものではなく、真摯な努力によって、そうなったことの証明であると思います。

3月の行事
研修の為、kaivalyadhamaを訪れたその日が、年に一度のホーリー祭りでした。 五穀豊穣、春の訪れを祝うための色の掛け合い・・・日本にも「春分の日」があるように、諸説ありますが、私が2011年に初めてこのお祭りを経験した時に心打たれたことは、「カースト制度」の残るインドでのふがいなさを友人や、日常の中でその格差を目の当たりにする中で、この日だけは、その格差、制度が取り払われ、師や先生にも、また低階層の人々とも一線に等しい関係になって、色を掛け合ってその日を楽しむ。この壮大なインドでそれができるのだから、日本でもそれがあれば・・・この時期学生たちは最後の期末試験の真っ只中。しかし、この日ばかりはたまったものを発散するかの如くはじけていた(笑) そういう時間はやはり大事!また、日本にカースト制度は「ない」のですが、格差社会、学歴、さまざまの・・・「ない」ことはない。であれば、このような日を設けて、互いの気持ちを分かち合い、笑顔のやり取りができれば、触れ合うこと、ここからなのですが、触れると今度は「セクハラ」になり、日本の行く末はどうなるのでしょう。まずは、心と心で笑おう!

kaivalyadhamaの指導者への講義「繰り返し勉強すること」
あのお祭り騒ぎは何だったのか・・・そう思わせるかの如く、次の日早速、インド国内外で活躍するkaivalyadhamaの指導者を集めた講習会が行われ、私も2016年以来久しぶりに参加してきました。その導き手はやはり今回もSudhir Tiwarijiでした。Sudhir TiwarijiはKaivalyadhamaJapanのアドバイザーでもあり、その揺らぎなき指導は、世界に広がり続けています。なぜでしょう。
ヨーガの本質からずれない、
前回も言いました、ヨーガを語るときに、「定義・その確かな方法・結果」ここがあって、それをヨーガとして言うのだと。しかし、定義とは・・・指導者にも、やはりそこから話されていました。基本を繰り返し、繰り返し、、、、最近は次々若い指導者が育ちkaivalyadhamaで指導しており、一人の若い指導者が、
「サンサルテーションを教えていいのですか?」と。Tiwarijiがすかさず、「あなたがいいと思えば教える。しかし、それはアーサナではない。」それがなんであるかをきちんと知って教える、そのような思いがあったように感じました。だから、定義に戻らなければならない。サンサルテーションは「アーサナ」ではない、定義に戻ればそれがわかるはず。サンサルテーションの歴史には、皆さんが知る「太陽神への帰依」そして、「健康」「長寿」の為にそれはあると記されている。ヨーガの目的はもっと高度なものであるから、「健康」はヨーガの目的に向かうための「駅」と考えて、それが「目的」ではないことを知っておくといいでしょう。それにしても、やはり学びは面白いです。

PranayamaTTC 「3年目に入りました」
1年の留学を経て、それから5年目の2017年より、「呼吸のこと」をもっと知りたい、そう思っていた矢先にkaivalyadhamaで初めてのプラーナーヤーマ指導者3年コースがスタートしました。1年の留学期間は、広く、そして広くの講義内容でした。プラーナーヤーマは高度な段階をおったステップアップの指導技術を要し、1年では全く足りない・・・そのことをこのコースに再度受講して再確認させられました。スキル以外のトータルな各教科ごとのレクチャー、アーユルヴェーダのプラーナーヤーマに必要な知識と実践、アーサナは多少無理をして頑張ってしまうことがあるが、呼吸はごまかせない。思考していることも、体調も、食生活、行いも全てにおいて呼吸につながっていく。プラーナーヤーマを行う際、アーサナをつい頑張っていまう、と言ったが、アーサナが定義に沿ったものでなければ、プラーナーヤーマは正確に行うことが出来ない。日本でも呼吸法を教えているところがあるが、アーサナが出来ていない。それは「形」のことを言っているのではなく、「定義」に沿われてないということ。スタイル、エクササイズのものであれば尚更です。これは、この講義でも繰り返し、繰り返し言われることで、1年目、2年目、3年目になってやっとわかっていくのが、海外で有名な指導者たち。それはアーサナの指導がスタイルや、エクササイズの、になっているからです。なので、アメリカンアライアンスのCertificateをすでに発行している指導者が、ここで再度学び直しをすることになるのです。「ヨーガとは」そこから・・・しかし、ながらこのkaivalyadhamaのカリキュラムのすごいところは、(ただ、シラバスをもらってはいない(笑))「基本の木」から積み上げていくところです。スキルの確認、正確さを見逃さない、そしてプラーナーヤーマの教師としての指導力を、まずは日々の実践を身に付けさせ、レッスンテストを繰り返し、文献を比較しながらのディベート形式の試験を行い、1年ごとに試験がありますが、それ以外でもEXAM,EXAM・・・メンタルがかなり鍛えられます(笑)。いや、文献を押さえておかないと、まず話せない(もちろん英語です)、授業が成立しません。

指導者は実践者である

痛いほど聞かされている言葉。その意味もまた実習して悟るのであります。このような経験で培われているのが、形や文字には表わせられない、「認め合い」「受け入れる」「仲間づくり」「愛」です。・・・この言葉、つい最近教員免許更新で、子どもたちにつける力として出し合ったものと同じ。現代社会を生きる上で大事なこと。3月のこの日、一人もち時間1時間のアドバンスプラーナーヤーマのレッスンテスト。毎日3~5人ずつ。トップフロアーの気温は40度を超え、夕方は朦朧となりながらも先生、生徒役になってレッスンが続きます。しかし、誰一人として席を離れることなく、わが子を見守る気持ちで参加するのです。幸か不幸かトップバッター1番だった私は、「緊張」のスキを与えるられる間もなく、ことなきが終わり一安心しておりました。それにしても、繰り返されるレッスンテストの度にみんなの説明がディ―プになっていき、この暑さを飛び越えての熱意、熱弁がすごかったです。
いよいよ11月は最終試験。嬉しくはない、緊張もない、なぜか無性に「さみしい」がやってくるのです。仲間とここまでやってきた、この時間、空間がなくなることをふと考え、、、一緒にやってきた「経験」これが距離や言語を超えて一つにつなげてくれる、そう信じながら目の前の課題をこなす。Kdham CCYの日本での試験も11月前半、それをさせる側にはありますが、自分が学ぶことは、生徒と同じ目線で共感、共有することにになるので、試験を受ける側、させる側も同じであることが伝われば・・・
そう、現在プラーナーヤーマTTC2期目がkaivalyadhamaでスタートしており、2020年は日本においてのプラーナーヤーマ基礎指導者1年コースが、オリンピック只中の7月にスタート致します。詳細がまだ間に合っていません・・・

kaivalyadhamaデリーでの指導「インド教科書検定委員会(NCERT)でのヨーガレッスン」
kaivalyadhamaに入る前に、kaivalyadhamaデリー校のVP Singh先生とのコラボレーション企画で行った場所が、インド政府による学校教育の教科書検定機関でした。敷地が広く、行きも帰りも迷いました~
皆さん、政府のお役所仕事をしている方々とは思えない、ざっくばらんに受け入れて下さり、心も身体も居心地よき場所でした。局長のRanbir Parashar Sharma氏が教科書を何冊も出してくれて、そんなに持って帰れないから~というのに・・・また出してきて。しかし、なんとその中にkaivalyadhamaの教授Shindejiによって編集された学校教育におけるヨーガの教科書が出てきて、やはり基本はkaivalyadhamaにあり、そしてその教えがインド全土に広がっていることを改めて気づかされた瞬間でした。また、施設内には宿泊所、寄宿舎があり、各家庭に案内され、まずお水、チャイ、インドの朝ごはん、揚げ物菓子、、、「おもてなし」文化はインドにも、です。

Kaivalyadhama Japan Office 「完成」
Kaivalyadhama Japanは全土に存在するもの、広がっていくのもなので、ここはその「Office 兼宿泊所」にしております。元々、大正時代からの豊前街道通りにあった古い家をなんとかしたいと、母の誕生日にギフトとして建てたものでしたが、約1年をここで過ごし、あっという間の他界。なんのために作ったのか、むなしい、さみしさだけが残っておりましたが、このような流れになり、調印式のときO.P.Tiwarijiにこの家のいきさつを話すと、
「ミカソレハ、マザーガ、アナタノタメニヨウイシテクレテタモノ」
そう言われて、ここをMother earthとしてOfficeにすることにしました。熊本の山鹿という小さな町にあります。温泉のある湯湯治や八千代座という歌舞伎等で使われる舞台小屋がある町です。もっと都会の街の中になぜいなかったのかと思うこともありましたが、生家でもあるここに意味があるのだと思い、皆さんが使う教科書や、文献の日本訳本、様々な会議、憩いの場として息を吹き返させました。つい先週は、岩手県よりCCYの生徒さんが、またこれまでも京都、東京、インドからも宿泊され、またCCYの合宿の宿泊所としても活用しております。
一般の方もぜひお越しくださいませ。いつでもホームページからお問い合わせください。
ここを拠点にして、また大きなkaivalyadhamaファミリーが日本にもつながっていきますよう・・・

長いフィードバック特集となりました。また、紹介してほしい内容等ありましたらいつでもご連絡お待ちしております。

この文章の作成をしながら、台風8号が北上し「静けさ」だけがそこに残されております。あ、ヒマワリが・・・紐を吹き飛ばしていったようです。

酷暑の折、お体ご自愛くださいませ。

Kaivalyadhama Japan
kdham_japan@yahoo.co.jp
www.kdhamjp.com
090-4772-0837

正しいヨーガの継承・・・
これはずっと頭から離れないテーマです。故Swami Kuvalyanandaji の声が、ここから日本の地に帰っても聞こえてくるのです。(幻覚かもしれません(笑))また、毎日祭壇で手を合わせていると「構築」という言葉も聞こえてきます。
いずれも、自己の中へのメッセージでもあるので、構築は、それをしっかりまずは自分の中に気づきなさいとの意味と捉えています。今はひたすらにその実践をしております。ヨーガを、「古典ヨーガ」「伝統ヨーガ」という言葉で表現するとき、それはともすると「スタイル」または「流派」にとられてしまうことがあります。ヨーガがそれなのですが・・・そう思う時に、はっと気づかされるのは、自分自身がそう捉えてしまっているということ、なのでその時その時の心を見ておかないと、自分も周りに流されてしまっていたりするのです。ただ、この学びを皆さんと繰り返し繰り返し行い、皆さんの理解が深まり、もちろん自分自身も、その中で、もう揺らぎようもない、ただそこにはパタンジャリへの、またそれを継承して下さったSwami Kuvalyanandajiへの「敬意」だけが残っていくことを感じます。これを日本に広めて、みんなが本当に理解してくれて、もうそこではなく・・・・
 今後、その「敬意」への思いで人が集い、仲間が集まっていくのだな、と思います。
 Kaivalyadhama Japanの小さな小さなOfficeができましたが、Swami Kuvalyanandajiが当時小さな小屋のような場所から長い年月をかけてきたように、今在るそこからスタートをさせていきたいと思います。
 最後に、人一人の力で成して行けるのではなく、人一人と様々な見えない力とが集まって成せていける、Kaivalyadhamaがそうしてきたように、ここ日本でも・・・

 緊急 19:30本校の伝統ヨーガクラス 中止致します。
  本校スケジュール こちら 
https://www.kdhamjp.com/page/schedule/  (8月~10月)
通信中です...しばらくお待ち下さい