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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2019年08月06日 kaivalyadhama レター

Kaivalyadhama Japanレター2019 第5号 8月7日
KaivalyadhamaJapanレター2019 第7号 8月7日  
お題: とっても長いです。一人でおられる時間にお読みください。または、スルーされても構いませんので(*^-^*)
①徒然
②kaivalyadhamaとの CCY 2019開校・基礎編4月
③kaivalyadhamaとのCCY 2019基礎編6月
④Kdham CCY2018応用編を終えて
⑤KdhamCCY卒業生、熊本訪問記とフィードバック@京都‐東京
⑥Meditation work shop with Uttam kumar mishra@熊本・和水
⑦本校スケジュール・お知らせ等
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①徒然
外は快晴、部屋の温度は31度、外気37度(実際の気温・・・)
聞いたばかりで暑くなりますね。実は・・・20度です!どうです、涼しくなったでしょう。
これを「マーヤ」だと言います。
私は45kgです。私は50歳です。私の髪に白髪が増えてきました・・・例えば、です。
これも「マーヤ」だそうです(前回のUttam氏のお話)。だから見えているもの、感覚によって生じた心、感情、肉体にも振り回されないで。

kaivalyadhamaで教鞭をとるBhode教授が、インド文化について話されたとき、
インド人について、

寛容
マーヤ
カルマ
楽天家

だと。それ以前に聞いていた言葉ですが、その考え方があって、苦や悩みに陥ることはないと言われました。

マーヤの考え方があれば、悩まない・・・
マーヤは、よく「illusion =幻想」として訳されます。しかし、ちょっと捉え方が違います。幻想!?今、見えているものが!? 実際には、現実ではないことの意味での「幻想」になります。
では、その現実とは!?

インドではこう考えます。私たちが知覚できる物体(あたかも有る)は、グナ(資質)が取る一時的な形である、と。だから、全ては「無きもの」
さも有るかのようにして存在するする全ては、グナの取り巻きによるもので、それを幻想=マーヤだと言います。だから、深くは悩まない、感情が起きても、取り合わないでいい。

なので、楽天的で、全てにおいて「寛容」になれる。

そうすると、互いを認め合い、心が楽になる。争いがなくなる。

「寛容」

昨日、新聞に掲載されていた広島市長 平和宣言全文を読んでいましたら、

・・・世界に目を向けると一人の力は小さくても、多くの人の力が結集すれば願いが実現するという事例がたくさんあります。インドの独立は、その事例の一つであり、、独立に貢献したガンジーはつらく厳しい体験を経て、こんな言葉を残しています。
「不寛容はそれ自体が暴力の一形態であり、真の民主的精神の成長を妨げるものです。」
現状に背を向けることなく、平和で持続可能な世界を実現していくためには、私たち一人一人が立場や主張の違いを互いに乗り越え、理想を目指し共に努力するという「寛容」の心を持たなければなりません。・・・・(以下略)


このような言葉が述べられておりました。
繰り返し言いますね。「寛容」これが全ての「平和維持」への原点になると。「不寛容」は、暴力の一形態・・・私たちはヨーガを実践する者として、また、それを学ぶときに、ヨーガの根本経典「ヨーガ・スートラ」にあるアシュタンガ・ヨーガ(八支則)の「ヤマ」について学びますね。そのヤマの一番目に出てくるのが「アヒムサ(非暴力)」です。では何故これが1番目に出てくるのか、もうお分かりでしょう。そして、「ヤマ」とはコントロールの意であり、それを持って心をコントロール、または修正することから始めなさい、とパタンジャリは言うのです。
そこが徹底して成されるならば、全てにおいて「寛容の精神」が起こり、それが保たれ、平和が持続していく・・・本校でのヨーガの授業ではこのようなことを繰り返し学んでいきます。先ほどのBhode教授の授業内容の「ヨーガと価値教育」では、この広島市長が述べられた言葉と重なる内容を、基礎編を経て、応用編で深く考えながら学んでいきます。最初の文面の中に意味が分からないところが多々あったかと思います。ヨーガを行う、ヨーガを指導するときには、ヨーガの定義である「Yogas Citta vritti nirodhah(ヨーガとは心のふるまいを静めることである)」の意味を押さえ、どのようにすれば、そうできるかを指導します。先ほどのインド人の特性はそこに向かうために根本持ち得ているもの。引いては、それが自己の平和から、他者、自然の、世界の平和へとつながっていくものであると、Bhode教授は言います。

そう、Kaivalyadhama Japanで実施している、kaivalyadhamaとのCCYコースも4月の基礎編スタートから、6月2回目の基礎編、そしていよいよ9月1日からは約9日間をかけ応用編を学んでいきます。昨年から授業が続いていた熊本校での応用編の感想にもあった、基礎があったから、この内容が理解でき、それが日常に「つながる」ものだということを改めて感じ、日常に役立てることができました、と。
 CCYへの参加のみならず、ヨーガを様々なところで学んでおられる方々も、その内容に違いはあるものの、同じようなことを感じておられると思います。つい最近、このメルマガの読者さんから毎回感想のメールを頂くのですが、先日頂いた感想の中に、先ほどの広島市長の言葉が書かれてあり、ヨーガを実践する者として、大事にしていきたい思いや共感するものが同じだということに大変嬉しい気持ちになりました。そして、このメルマガを見て下さる皆さん「仲間」であり、次のメルマガを楽しみにしていますと、有難き言葉も頂きました。正に、それがここから広がって、仲良く、よきものをみんなで共有できますように。
 
 そう、古来からのヨーガは、心を軽く、縛りや苦を感じないように、それらを減じ、またその原因になっているものを取り除いていく方法を与えてくれるもの。なので、たくさんの心のアジャスト法があります。もちろんそこには、ロープも、人の手も、暑いのに熱くする必要もありません。新しく開発、それも必要ないです!その方法について、パタンジャリのヨーガ・スートラを繰り返し、繰り返し読まれてみてください。ご質問、ご意見がございましたらご連絡をお待ちしております(*^-^*)
 
②kaivalyadhamaとのCCY2019開校・基礎編 4月
4月3日(水)に熊本の通学課程の開校式を終えて、4月27日(土)今年も日本ヨーガ禅道院さんの協力を経て、ヨーガ・アーユルヴェーダ研修センターで合宿課程の開校式をスタートさせました。先ほども書きましたように、基礎編は5泊6日を2回に分けて100時間、パタンジャリのヨーガスートラは全過程通じての必須科目、そして、たくさんのサンスクリット語を交えた文書、アーサナ名、解剖学の知識、日常の中でのアーユルヴェーダ、そしてパタンジャリにある定義とハタ・ヨーガの文献に沿ったスキル(アーサナ・プラーナーヤーマ・ムドラ&バンダ・クリヤ実習・瞑想法・マントラなど)を学んでいきました。参加者の皆さんについては、昨年に比べ人数は少ないですが、皆さん指導経験のある方々、中には40年のキャリアを持った方、各地域で指導、活動する方々、舞台演出家の方、著名なインストラクターの方など。年齢幅も広く、それ故学び合いが深く、今年も昨年に引き続き素晴らしい、ユニークな皆様との出逢いでスタートさせることができました。
 まだ始まったりばかりなのに昔から顔なじみのような、皆さんの打ち解けられる姿、学びの真剣さに、サポーターの有田、菅村もよき学びの時間が持てたと喜んでおりました。もちろん、私自身が一番に・・・
 古典文献に忠実に、絶対そこからぶれない、伝えられてきた言葉を大事に大事に、それを教科書に、そして指導に・・・・

②kaivalyadhamaとのCCY2019開校・基礎編 6月
あっという間に6月、基礎編の第2回目を6月2日~7日に渡って行いました。基礎編①では、ヨーガ・スートラの全体図を捉え、それを読み解いていくための「サーンキャ哲学」をまずは押さえましたが、やはりここは繰り返しが必要で、昨年同様にKaivalyadhama Japan顧問の大麻氏をお呼びして「現代におけるサーンキャ哲学と50年前のkaivalyadhama」と題して講義を頂く時間を設けました。大麻氏の経験から、またお人柄から発される言葉の一つ一つが皆さんの心を温和にし、毎回ですが本当に中立的でヨーガそのものを見せて下さり、生きた学びの時間を過ごすことができました。アーサナはサンスクリット語名を体で捉えていく感じで、それ以前にヨーガの「アーサナ」について定義を徹底してまずは押さえ、「ヨーガのアーサナ」にしていきます。また、それがどういうことかを身体と心で感じてもらいます。クリヤ実習は、スートラ・ネイティに入っていきました。すでにkaivalyadhamaに行かれ経験されている方もおられスムーズに、また悪戦苦闘しながら粘り強く練習されていました。
 全体を通じて、やはり経験を積まれていることから、理解や質問もバンバン飛びかい、非常に深い学びの高め合いができておりました。毎日の皆さんの日記にもそのことが記され、指導する側も気合が入って、宿舎で作ってくれるカレーのスパイスで乗り切ることができました(笑) 毎年ですが、サポーター菅村くんの存在は大きく、授業に集中できる環境を整えてくれます。また有田の存在無くしては、私はバタンキュ!?、熊本弁の通訳まで行ってくれ、解剖学の授業は年々映像でリアルに体の中の仕組みをわかりやすく捉えさせてくれるので、それが先ほど書いた「アヒムサ」そして「寛容」の理解を深めさせてくれています。ヨーガにおける解剖学ではアーサナのためではない、その意味がはっきりわかります。
 それにしても、毎年ですがプレゼンの資料が多く、教科書以外に、なのでここは課題とするところ、しかし、内容は絶対に減らせない・・・

③Kdham CCY2018応用編を終えて
本校に学びに来られる皆さんは、現指導者の他、様々な職業を持ちながら、ここでの学びを自己はもちろんのこと職場に、家庭に、地域社会に生かすために来られている方もおられます。昨年のCCYコースに引き続き、仕事との兼ね合いから2年をかけ学び続けている方々もおられます。その仲間が7月にまずは、応用編の授業までこぎつけることができました。熊本震災の影響で家業が大忙し、心労も重なりながらの、また仕事を2重、3重に掛け持ちながら、また上司としての立場と介護を経験ながら本当に最後までよく乗り切って頑張ってくれました。時間をかけた分、最後のヨーガと価値教育、ヨーガとメンタルヘルスの講義は皆さんの生きた経験からの理解で、非常に深い授業展開となりました。
 最後はKaivalyadhamaJapan officeに宿泊して、室温30℃を越える中で集中したラストを迎えることができました。また、ハンディキャップヨーガクラスの愛隣館の皆さんとの交流も深めることができました。
 ヨーガの教授法を終え、レッスンの組み立て、レッスンテストの内容を話していく中で、
 「私はヨーガを教えようと思ってきたのでなく、毎日毎日動く心をどうするか、それを学びにきたのでレッスンテストは必要ですか?」と聞かれ、
 私は、自分も同じ思いからスタートしたのでとても嬉しい気持ちになりました。まさに、ヨーガは教えるためにあるのではなく、心をコントロールし、静めていくもの。しかし、それをどうするか、口頭で昔から伝わってきたものであり、スワーミー・クヴァラヤ―ナンダは、その継承されてきた知恵を、身近な家族、地域、社会に広げ、世界にも・・・と。レッスンの組み立て方は、それを広げるときの、まずは自分への実習のため、そしてそれを教えたりするときの基本として身に付けておくもの、または職場にもそれはつながる、そう捉えて最終試験は頑張ってもらいたいと思います。
 2年をかけ高度なスキルにも入り、ナウリの完全習得、ダンダ・ドウテイのスキルをクリアーすることができました。(代表の方の感想を下記に添付いたします。)
④KdhamCCY卒業生、熊本訪問記とフィードバック@京都‐東京
昨年CCYを無事卒業され、kaivalyadhamaまた、インドヨーガ認定協会からのCertificateを受領した皆さんへの京都、東京でのフィードバック会を致しました。やはり、皆さん終了して益々姿勢や、プラーナーヤーマのスキルが定着し、ヨーガとして学んできた様々な文献の理解度が増して、素晴らしいな~と思いました。
 ただ、ここで学んだkaivalyadhamaの系統や、パタンジャリのヨーガ・スートラの内容をどうクラスの中に入れていけばいいか、本校で一般のクラス等を見て頂くと何の迷いもなく、学んだことをそのままやっていけるのですが、そこはフィードバックや討論時間を要すると思いました。皆さんと話しながらだと何の問題もないようなのですが・・・あまりにも、様々な「スタイル」等が行われていますので、「迷い」が出てくるのかもしれません。それで、kaivalyadhamaの講義中、またグルからも言われたことですが、
「ヨーガは日常に存在するものですが、自分がやっていることに迷いや疑問があれば、それはヨーガではなく、違うものであるかもしれません。」と。皆さんどうでしょうか?
 先週のこと、夏休みに入りました!と言って岩手よりCCYを終えた生徒さん(現中学校教諭)が熊本の山鹿まで勉強に来てくれました。わずか3日間でしたが、officeと兼用している宿泊所に泊まり、通常クラスや高齢者クラス、デイケアセンターでのクラスを受講され、よき体験時間を過ごしていかれました。私たちは、在籍生によるWelcome カレーでささやかながらのおもてなしをさせていただきました。どのような学び、経験であったか下記に頂いた感想を載せておきますのでお時間ありましたらご覧くださいませ。
 東京組の皆さんとのフィードバックは、上落合の「Yoga Lotus」さんで行いました。たくさんの神聖なる仏像があり、様々なイベント、プラーナーヤーマの定期WSをされていますので、ぜひ行かれてみてください。また今後は、本校で学ばれたAlmni校(同窓生の)の紹介をホームページに掲載していきますのでよき交流がそこから広がればと思います。 
⑤Meditation with Uttam das 6月15・16日 と 個人セッション 3Days
kaivalyadhamaのアドバンス資格修了者でもある、現在は瞑想指導師として活躍中のUttam氏との瞑想WSを、2016年の熊本震災後以来久しぶりに開催することが出来ました。留学中に先生と出逢い、帰国し2013年から瞑想WSを始めており、今回5回目です。リトリート形式で行ったり、実際にインドのリシケーシュに滞在して行ったり・・・私たちの目的は、やはりパタンジャリが軸となり、私の指導は、アシュタンガ・ヨーガ(八支則)のヤマ・ニヤマ・アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティアーハーラのバヒラーンガ・ヨーガ(外的修業)まで、Uttam先生がそれ以降のアンタランガ・ヨーガ(内的修行)を行って日常にそれが生かされていくことです。これは、始めた当初から段階をおってやってきたので、今回の参加者の皆さんはCCYでの学びも終えた方々、まだこれからの方も含めてでしたが、経験を積むことでの理解の深まりを皆さん感じておられました。今回の内容は、言葉ではうまく表現ができません。そう、、、表現しようがないのです。とにかくUttam先生が35年の瞑想歴とそこからのエネルギーが上がっておられ、通訳をしながらそれが伝わって訳すどころではありませんでした。また、個人セッションは、いつもは1週間でフル予約。今回は、わずか3日間のみ。これも毎回通訳に入りながら、驚かされる事ばかりで学びが大きいです。 来年度はまだ日程が未定で、いきなり決まります。私たちのこのWSはノープランで、その時下りて来たメッセージで動きますので、来年になりタイミングがきましたらお知らせいたします。この個人セッションもやはり体験した方でないと何とも表現が出来ない、言葉を超える・・・(来談者より) 今回の会場は和水町。今話題の金栗四三物語のNHK大河ドラマ「いだてん」のロケ地であり、そして生誕の地。この「いだてん(韋駄天)」もまた、古代インドのバラモン教の神であり、のち仏教が起こった時にお釈迦様が守護神として迎えられた神だそうです。諸説あるそうですが、お釈迦様が亡くなられ、そのご遺体から仏舎利(遺骨・歯)が盗まれ、韋駄天は一瞬で100万キロを駆け抜けて、盗んだ鬼を捕まえた、なので「よく走る神」「盗難除けの神」だと、また足が速いことから修行僧や人々のために食べ物を集めて回り、「食卓の神」でもあったと、日本での「ご馳走さま」は、「足の速い韋駄天さま」からが由来だそうです。いろいろ調べると面白いですね。ちなみに、インドでは、日本で「いただきます」と同じように、食事の前にマントラを唱えます。ガヴァガットギータの中にそのマントラがあるので、ギータをお持ちの方は探してみてくださいね。グル宅で毎回唱えていましたが、kaivalyadhamaのランチルームにも掲げてありました。いろいろに「つながり」を感じますね。
 
不思議な光球
     
 ⑥お知らせ
いろいろなお知らせをその都度するとよかったのですが・・・長い長いレターになってしまっております。
<8-10月の予定> お盆休み8月12日~16日@Hus-lab 本校アドバンスクラスは8月9日を最後に11月or12月まで自主クラス(予定)
本校スケジュール 
https://www.kdhamjp.com/page/schedule/ 
○Kaivalyadhama Japanミーティング@Hus-lab 山鹿校 8月17日(土)
お盆明けですが、これまでのスキルの確認と、皆さんとの意見交換会、ディスカッション、本校CCY在籍森川君(スターバックス所属)によるプレゼンテーションをやっていきます。
○Kaivalyadhama とのCCY応用編@阿蘇国立青少年の家 9月1日~9日 8泊9日
いよいよあと20日あまり、ちょうど夏休み期間中にまだ入っており、今年も学生さんたちが沢山滞在しておられます。大自然に囲まれ、施設内にはたくさんのホールや、教卓のあるルーム、温泉施設、体育館、キャンプ場、グランドなど、まさに「学校」のようなところです。心身・精神の鍛練には本当に素晴らしい空間だと思います。皆さん、日程の調整に苦戦されますが、職場、家庭、様々の・・・しかし、ここでの経験は必ず生かされるもの、それだけは参加者の皆さん自身が感じ取っていかれてます。
皆さんとの再会を楽しみにしております。
○Kaivalyadhama ツアー 9月15日~23日@kaivalyadhama,Lonavla   締め切りました。
今回もお申込み頂いた皆さんとよき時間を過ごして参りたいと思います。
今年はKaivalyadhamaJapan提携記念のO.P.Tiwarijiによる記念プジャからのスタートになります。

 これは友人の結婚式の時のPuja
今回は瞑想教授のProf.R.S.Bhogal 先生による「Traditional Yoga Meditation And Mental health」のWS形式で日本人対象ですが、各国の皆さんもWelcomeでよき交流もできるようにしていきたいと思います。アーユルヴェーダのパンチャカルマは今回自由参加、同時に行う大変さもありますが、Meditationこそ浄化ですからよき効果が高まると思います。
○インド村 ツアー、地域交流とエローラ世界遺産めぐり 9月23日~31日 締め切りました
このツアールートは、何度も何度も足を踏み入れ、体験した場所であり、NPO活動の拠点地でもあります。kaivalyadhamaのあるロナワラから、学術の街プネに移動し、そこに研究所もあります。そこから更に8時間車を走らせたパトダまで移動し、村の生活体験と小中学校との交流します。そして更に5時間、友人宅のアウランガバードまで移動し、エローラ世界遺産見学をします。エローラ石窟群は、古代三大宗教「仏教・ヒンドゥー教、ジャイナ教」の石窟寺院が移動に集まる、まさに「寛容」の意味を見せてくれる場所です。非常にハードな旅ではありますが、通常の旅行ツアーでは体験できない経験をしていただきます。若干名でしかお受けできないのが残念ですが・・・2月には東京の創価大学の学生さんたちもここを訪れ、生きる力をもらいました、と。
 また、ツアーのご報告をのちさせて頂きますね。
○kaivalyadhamaとのCCY Sudhir Tiwarijiとの総集編@阿蘇国立青少年の家 10月4日~9日 5泊6日
CCYの最終講義になります。毎年Kaivalyadhama JapanのアドバイザーSudhir Tiwarijiが皆さんへの最終指導を行い、スキルの確認、講義のまとめをされます。神聖な森林の中での早朝のプジャは、鳥たちまでも参加し、古来からヨーガどのように伝わって、「今」に継承されているのかの「原点」知る、よき機会になります。その体験も、文面では表現することができませんが、昨年の写真からそのエネルギーが伝われば・・・https://www.kdhamjp.com/page/yoga-gallery/
 *CCY修了者のみフィードバック参加が可能ですのでメールまたはKDHAMのグループラインからお知らせくださいませ。
○Spiritual & Pranayama in Depth @京都ヨーガ・アーユルヴェーダ研修センター 10月11日~13日 
皆様にも紹介をしておりましたこのリトリートでは、ヨーガ哲学、またプラーナーヤーマの準備、プラーナーヤーマの基本スキルと基本的知識を前提に、次のクンバカへと発展させいく内容になっています。私たちkaivalyadhamaのPranayamaTTC3年コースの中でも、日々の実習等を踏まえ2年目からしかクンバカに入っていくことはできませんでした。留学中にクンバカの練習に入っておりましたが、このコースに参加して、その意味がわかりました。ハタ・ヨーガの文献にもあるようにプラーナーヤーマは、経験ある適切な指導者から学ぶことになっており、Sudhir Tiwarijiを日本に向かえて、その場づくりを致しました。一般の方からの希望がありましたが、kaivalyadhamaで出されている基準に沿って私たちは行っておりますので、今回参加できなかった皆様方には大変申し訳なく思います。また、スモールステップの場を今後設けていきたいと思います。
そして今回このリトリートに参加される皆さんにあっては、少しずつの時間をとってお渡ししている練習表を使ってPracticeを!酷暑が続いておりますので、カパーラ・バーテイは120/分に留めておいてください。熱を生じさせるプラーナーヤーマのあとは必ず、シータリー、シートカリーを入れてクールダウンさせてください。日々のヤマ・ニヤマは必須。アーサナは必ず定義に沿って行ってください。アーサナと称したエクササイズ系のものと合わせる、またそれを行ってのプラーナーヤーマはやらないようにしてください。心身の体調を整えてご参加お待ちしております。

最終試験は、11月3日(熊本会場) 11月17日(京都会場)

それを持って採点、修了書受領のため、kaivalyadhamaへ移動し、帰国は12月11日になります。9月以降から年末まで動き止まりませんが、やはりよきもの、揺らがぬものが日本の地に定着していくよう尽力して参りたいと思います。実のところ私自身のPuranayamaTTC3年目の終了試験がありますので、自分が尽力尽くすことが、引いてはそれが皆さんへ・・・まずはそこからでした。

最後に、CCY応用編修了者の方の感想と熊本滞在記の感想をご紹介して、夏休みの長い長いレターを閉じたいと思います。
*ここで紹介したほとんどは、KDHAMのグループラインやKdham Japanのフェイスブックで紹介してきたものです。同じ思いを込めてレターを書いております。今後共によろしくお願いいたします。 昨日立秋・・・秋を感じさせるもの、見つけてみてくださいね。
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先生、本当にお世話になりました。

先生の粘り強い指導のお陰で、どうにか、ヨーガの端緒に立つことができました。
イーシュヴァラ・プラニダーナ、内面の神、出会ったことは、未だ一度もありませんが、それがある(存在する)ことだけは、腑に落ちています。ここだけは、揺らぐことはないのかなと・・・
言葉に出来ませんが・・・

日常は、タパスの宝庫であり、それは生きた教材であり、それによって、心身の汚れが除かれることは、感謝としか表現のしようがないと考えると、苦さえも、今までと違って捉えだしていることに、自分でも驚いてもいます。

日々、一瞬一瞬を注意深く過ごすこと、日々、一瞬一瞬クリア実習を行うことで、心身が整っていき、その整いだした心身が、喜びをもって、クリア実習に向かい、更に、心身が整っていき・・・というような、良い循環が起こりだしているのを感じることがあります。

まだまだ未熟で、また、いつ崖から落っこちてしまうか分かりませんが、今後も、ご指導のほどよろしくお願いします。

本当に、応用編の最後になればなるほど、サエちゃん、さくもとさんの表情がイキイキとし、良いエネルギーに包まれていることを感じ、とても励みになりました。

共に学んだ仲間にも感謝です。

先生、本当にありがとうございました。
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熊本の皆さま、先週中は大変お世話になりました。
昨年、ほとんど偶然にccyに出会い、参加し本物のヨーガをゼロからスタートで学び始めました。合宿、仲間との出会い、講義、実技、実習、合格に向けてのがむしゃらな勉強、美香先生を初めとする関係の方々の尽力によるライセンスの取得。これは、想像通り、ヨーガの扉をパカッと開けたことになりました。

その後の自分は見よう見まね、乱筆のノートを見ては記憶をたどりながら、職業病により本能的に、誰かにヨーガを教えねば~星と躍起になる日々を過ごしてきました。何故、伝えよう、教えようと思っているのか自分でもまだわからないんです。本業がメインではありますが、ヨーガの方が自分の根っ子です。

去年、応用編が終わった時に美香先生が、うちのケアクラスのレッスンは参考になるとよっ。と車の中で話されていまして、成る程、いつか絶対見に行かなければびっくりマークと思っていました。

今回は、美香先生の基礎クラス、樋口さんのケアクラス、かずみさんのデイケアへの訪問クラス、さらに美香先生のアドバンスクラスへ参加、見学をさせて頂きました。熊本、山鹿という土地に生きる人々や自然から受けとるメッセージと共にあるヨーガの空気、力を五感でくまなく感じることができ、今、喜びで一杯です。

自分は、初めて美香先生の通常のレッスンを受けることができました。いつものように軽快な調子の美香先生が目の前にいらっしゃっるのですが、私にとっては特別な引き込まれる空気が感じられ、何かと一体化しているように体が勝手に動いていたという凄い90分でした。

樋口さんのケアクラスに、いらっしゃっていたシニアの方々は、もう数年ヨーガをハスラボで続けているということでした。レッスン前の賑やかさ、いざレッスンが始まった瞬間の集中の凄さは、若者はまねできないのではないでしょうか。年齢を重ねたからこそ今にあり続ける
のが可能であると自己のコントロールが自在な職人さんみたいでした。そういう風にシニアの方が、ハスラボで成長したんですね音符 美香先生からの差し入れのプリンに舌鼓をうってレッスン後に更に盛り上がり、またも切り替えよく、すたすたとハスラボから去って行く姿は、圧巻でございました土下座 年齢って何だろう?

デイケア訪問レッスンは、かずみさんが指導されています。参加されたシニアの方は、ハスラボのケアクラスの方々と対称的に全員がチェアに座った状態でした。ハスラボで、樋口さんがポイントを押さえた指示をされるとシニアの皆さんが、主体的にアーサナを行い独自の空気感を作っていくのと、この訪問レッスンは同年齢を重ねた参加者なのに全く形態が違うのです。すべて、指導者のかずみさんが作るオーラに包まれた人々の受動的な流れにいる皆さんを観察させて頂きました。少し緊張ぎみだった生徒さんたちの表情は、直ぐに開放されてうっとりとしたものに変わり、10体ほどの観音像を観賞している気になりました。京都の三十三間堂を思い出しました。ほんの少しのアプローチもスモールステップが必要で、指導者は微細な感覚で他人の体の理解ができる状態を求められます。通常のレッスンをベースに、多くのひらめきと工夫、また、身動きが困難な人へのアプローチは逆にすべての人が受け入れられる安心感溢れる技法となって応用可能です。

百聞は一見にしかず。やろ?と師匠の美香先生が訪熊中に何度も言われました。その通りで、今回の勉強は、目と耳と皮膚で伝統ヨーガを吸収することになりました。ゼロが1に近くなったかもしれません。どのレッスンもパタンジャリのヨーガスートラを根底に感じました。私なりにですが(...)

山鹿の緑、蝉の声、温泉文化、おいしいカレーとチャイ、湧水、うさぎさん、蝉のオシッコ、ありちゃんの新車、快適な宿舎、不思議なインド風の雑貨店、誕生日同じ。何よりも、遠く離れた場所にヨーガファミリーがいらっしゃっしゃるこの繋がりの凄さは目に見えませんが消えることがない財産。
これからも、この財産を大事に育てて生きたいです。

ありがとうございました。ありがとうございました。


最後までお読み下さり有難うございました☆彡
私たちは何か組織を構えるでなく、前回言いました「敬意」で存在しあっていくものと捉え、ヨーガを正しく継承して下さった先代や、また仲間同士への「敬意」のエネルギーで皆様方ともつながっていきますことを願っております。 合唱







 
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